特許
J-GLOBAL ID:200903094111337519

タンデム圧延機における板速度検出法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-317402
公開番号(公開出願番号):特開平5-123749
出願日: 1991年11月06日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 複数のスタンドからなるタンデム圧延機で、高精度な板厚精度を実現する。【構成】 圧延機の全スタンド1〜3の入出側に板厚計82〜85と板速計72〜75を配置し、圧延機入側に基準板速計を装備する。制御用計算機90、91内に板速補正演算を構築する。圧延機入側では基準板速計で板速計72を校正する。第1スタンド出側以降の板速計73〜75に関しては、マスフロー保存則に従って順次上流側の校正済の板速計72〜74を基準として校正する。
請求項(抜粋):
レーザードップラー効果を圧延ストリップ速度の検出原理とする非接触式板速度計とストリップ厚みを測定する板厚計を同数個、同一スタンド前後に装備した2スタンド以上からなるタンデム圧延機に、圧延機入側でストリップに巻き付けた基準ロールとそのロール周速を一定時間内の回転パルス数として演算するため当該ロールに取り付けたPLGと演算装置とからなる校正装置を配置し、この校正装置により測定した板速度と同じく圧延機入側に取り付けた非接触式板速度計の測定値とを比較演算処理し、その結果に基づきリアルタイムに非接触式板速度計の測定値が前記校正装置の基準速度に一致する様に板速補正係数の演算処理を行い種々の測定系の蓄積誤差であるオフセット誤差を除去し、しかる後に少なくとも二つ以上圧延機の上流側から連続に圧延機スタンド内に取り付けられた非接触式板速度計に対しては、その測定値を使用してマスフロー保存則から算出されるマスフロー板厚とこれに該当する板厚計の測定結果の差異から当該板速度計のオフセット誤差を推定し、この結果に基づき、スタンド上流からシーケンシャル的に順次オフセット誤差が零になる様に当該板速度計の補正係数を決定し補償することを特徴とするタンデム圧延機における板速度検出法。
IPC (5件):
B21C 51/00 ,  B21B 37/00 BBH ,  B21B 37/00 138 ,  G01P 3/36 ,  G01P 21/00

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