特許
J-GLOBAL ID:200903094116540711

トリアゾロ誘導体並びにそれを有効成分とするケモカイン阻害剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷川 英次郎
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999006792
公開番号(公開出願番号):WO2000-034278
出願日: 1999年12月03日
公開日(公表日): 2000年06月15日
要約:
【要約】下記に代表される新規トリアゾロ誘導体並びにその薬理学的に許容される塩並びにそれを有効成分とするケモカイン阻害薬である。これは気管支喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患の治療薬や慢性関節リウマチなどの炎症性疾患の治療薬、腎炎、潰瘍性大腸炎などの自己免疫疾患の治療薬、抗エイズ薬として有用である。
請求項(抜粋):
式I[式中、Wは、炭素原子、または窒素原子を表し、Xは、炭素数2〜6の直鎖アルキル基、炭素数3〜8の分岐アルキル基、炭素数2〜6のフッ素化アルキル基、式II(式中、m、nは0〜6の数、-(CH2)n-は、シクロヘキサン環の2、3、4位のいずれかの位置に結合している)、または式III(式中、m、nは0〜6の数、-(CH2)n-は、ベンゼン環の2、3、4位のいずれかの位置に結合している)を表し、Yは、炭素原子、または窒素原子を表し、・・・は、単結合、または二重結合を表し、Z1、Z2は、同時に存在してもしなくてもよく、炭素数6〜18の置換若しくは非置換シクロヘキシル基、インドール-3-イル基、イミダゾイル基、フリル基、チエニル基、ピロリル基、ピリジル基、または。QCR6R7R8で表され、Z1、Z2がQCR6R7R8で表される場合、QとR6は、あってもなくてもよく、Qが存在する場合、Qは、酸素原子、イオウ原子、窒素原子から選択され、R6が存在する場合、R6は、水素、または水酸基を表し、R7とR8は同じでも異なってもよく、水素、炭素数1〜6の直鎖アルキル基、または炭素数3〜8の分岐アルキル基、炭素数0〜6のメチレン鎖を介して結合した、炭素数6〜16の置換若しくは非置換フェニル基、炭素数10〜16の置換若しくは非置換ナフチル基及び炭素数6〜16の置換若しくは非置換シクロアルキル基から選択され、Vは、炭素原子、または窒素原子を表し、R1は、炭素数1〜6の直鎖アルキル基又はアリール基を表し、R2とR3は、あってもなくてもよく、同じでも異なってもよく、それぞれ炭素数1〜6の直鎖アルキル基、炭素数1〜6の直鎖アルコキシ基、炭素数3〜8の分岐アルキル基、炭素数3〜8の分岐アルコキシ基、水酸基、クロロ基、ブロモ基、フッ素基、アミノ基、アルキル基の炭素数が1〜6のモノアルキルアミノ基、各アルキル基の炭素数が2〜6のジアルキルアミノ基、トリフルオロメチル基、及びニトロ基から選択され、VとWが炭素原子で、VとWの結合が二重結合の場合、R4は存在しなく、R5は水素、炭素数1〜6の直鎖アルキル基、炭素数1〜6の直鎖アルコキシ基、炭素数3〜8の分岐アルキル基、炭素数3〜8の分岐アルコキシ基、または炭素数0〜6のメチレン鎖を介して結合した、炭素数6〜16の置換若しくは非置換フェニル基、炭素数10〜16の置換若しくは非置換ナフチル基及び炭素数6〜16の置換若しくは非置換シクロアルキル基から選択され、Vが窒素原子、Wが炭素原子で、VとWの結合が二重結合の場合、R4とR5は、ともに存在しなく、またはVが炭素原子であり、Wは窒素原子でも炭素原子でもよく、VとWの結合が単結合の場合、R4とR5は、一緒になってカルボニル基を表し、上記置換フェニル基、置換ナフチル基、及び置換シクロアルキル基中の置換基は、1〜5個の炭素数1〜6の直鎖アルキル基、炭素数3〜6の分岐アルキル基、フェニル基、フェノキシ基、ナフチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基である]で表されるトリアゾロ誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
IPC (5件):
C07D471/04 101 ,  A61K 31/437 ,  A61K 31/4545 ,  A61K 31/497 ,  A61P 43/00
FI (5件):
C07D471/04 101 ,  A61K 31/437 ,  A61K 31/4545 ,  A61K 31/497 ,  A61P 43/00

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