特許
J-GLOBAL ID:200903094127394393

固体高分子型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-080720
公開番号(公開出願番号):特開平11-031520
出願日: 1998年03月27日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】出力性能を低下させることなく、酸化ガス側の加湿装置を不要化して、燃料電池システムのコンパクト化を図る。【解決手段】この関係から温度が約80°C以下好ましくは70°Cにおいて上記の望ましい燃料電池における水分バランスが得られることが判明する。約50°Cを下回るとアノード側の水分供給量(最大値)JA(MAX)が上記水分移動量JM に及ばなくなり、アノード側のドライアウトの問題が生じる。約50°Cから80°Cの範囲で運転するのが望ましい。膜厚が20ミクロン以下では、ガスのリークが無視できなくなり、かえって出力特性が低下する。固体高分子電解質膜の厚さは、約20ミクロンから80ミクロンで、好ましくは、20ないし50ミクロン程度が望ましい。
請求項(抜粋):
固体高分子電解質膜と、該固体高分子電解質膜の一方の側に配置され燃料ガスが供給されるアノード触媒電極と、固体高分子電解質膜の他方の側に配置され、酸化ガスが供給されるカソード触媒電極とを備えた固体高分子型燃料電池において、酸化ガスが同伴することによってカソード触媒電極側で減少する水分量を、燃料電池の酸化還元反応中にアノード触媒電極側から固体高分子電解質膜を介して移動することによってカソード触媒電極側で増大する水分量及びカソード触媒電極側で酸化反応によって生成する水分量との合計量に等しくなるように調整する調整手段を備えたことを特徴とする固体高分子燃料電池。
IPC (4件):
H01M 8/04 ,  H01M 4/86 ,  H01M 8/02 ,  H01M 8/12
FI (5件):
H01M 8/04 K ,  H01M 8/04 T ,  H01M 4/86 Z ,  H01M 8/02 P ,  H01M 8/12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 高分子固体電解質組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-159132   出願人:田中貴金属工業株式会社, 渡辺政廣
  • 燃料電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-279958   出願人:株式会社豊田中央研究所, トヨタ自動車株式会社

前のページに戻る