特許
J-GLOBAL ID:200903094133221077

メディアンフィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-133181
公開番号(公開出願番号):特開平6-348841
出願日: 1993年06月03日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 画像の中に一画素分の細線が存在した場合においても、その細線が消去されないメディアンフィルタを提供する。【構成】 注目画素を含む参照領域に含まれる各画素の画像データa0〜a8から、メディアンを算出する中央値演算部50と、画像データa0〜a8から注目画素を含む細線が存在するか否かを検出する無フィルタリング条件検出部52とを備えている。この無フィルタリング条件検出部52は、注目画素を含む細線を検出すると、細線検出信号を選択回路56に供給する。選択回路56は、通常は中央値演算部50の出力信号を選択するが、上記細線検出信号が供給されると、注目画素の画像データa0そのものをそのまま外部に出力する。すなわち、細線が検出された場合には、メディアンフィルタリングが抑止され、その結果、画像中の細線が消去されてしまうことがない。
請求項(抜粋):
注目画素を含む参照領域内の複数の画素群を入力し、前記複数の画素群の濃度値のうち中央値を、前記注目画素に対するフィルタ出力とするメディアンフィルタにおいて、前記参照領域内の複数の画素群の濃度値のうち中央値を出力する中央値演算手段と、前記注目画素を含む所定の線上に位置する画素が所定のしきい値以上の濃度を有しており、この線上に位置する画素以外の前記参照領域内の他の画素が、前記所定のしきい値未満であることを検出し、細線検出信号を出力する細線検出手段と、前記細線検出信号が出力された場合には、前記注目画素の濃度値をそのままフィルタ出力信号として出力し、前記細線検出信号が出力されていない場合には、前記中央値演算手段の出力する前記中央値をフィルタ出力信号として出力する選択手段と、を含み、前記注目画素を含む一画素幅の線が存在する場合には、前記注目画素に対し、その注目画素の濃度値そのものをフィルタ出力とすることを特徴とするメディアンフィルタ。
IPC (2件):
G06F 15/68 410 ,  H04N 1/40 101
引用特許:
審査官引用 (3件)

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