特許
J-GLOBAL ID:200903094145620619

制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-019520
公開番号(公開出願番号):特開平7-229324
出願日: 1994年02月16日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】 本発明は構造物の振動状態を検出するセンサからの出力に基づいてアクチュエータの制御量を演算するとともに、構造物の温度を検出して該制御量を温度補正する構成とした制振装置を提供することを目的とする。【構成】 制振装置1は、ビル2の屋上に設置された動吸振器3が制御回路4からの制御信号により制振動作してビル2の水平方向の振動を制振する。ビル2には、各階の変位を検出する振動状態検出センサ14(141 〜145 )が設けられ、ビル2の構造材(鉄骨)には構造材の温度を検出する温度センサ15(151 〜155 )が設けられている。CPU23は、振動状態検出センサ14(141 〜145 )からの検出信号によりビル2の変位を検出し、ビル2の振動を制振するための動吸振器3のモータ8への制御量を算出し、この制御量を温度センサ15(151 〜155 )からの温度検出信号に基づいて温度補正する。
請求項(抜粋):
構造物の振動状態を検出するセンサからの出力値に基づいて制御量を演算する演算手段を有し、該演算手段から出力された制御量によりアクチュエータを駆動して付加質量を移動させ、該構造物の振動を制振する制振装置において、前記構造物を構成する構造材の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段からの検出値に応じて前記演算手段から出力される制御量を補正する温度補正手段と、を備えてなることを特徴とする制振装置。
IPC (2件):
E04H 9/02 341 ,  F16F 15/02

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