特許
J-GLOBAL ID:200903094156451479

インピーダンス特性測定回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-085480
公開番号(公開出願番号):特開平9-281162
出願日: 1996年04月08日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 伝送路に接続された終端抵抗の、デジタル信号に対応したインピーダンス特性を測定する測定装置を低価格で実現する。【解決手段】 2つのブリッジ回路20A,20Bのノードa,bには、方形波状のドライブ信号が、それぞれ逆相で与えられ、伝送路Lを駆動する。終端抵抗30からは、反射波が戻り、ノードa,bの電圧には反射波成分が加わる。ブリッジ回路20Aとブリッジ回路20Bのノードc間から、その反射波成分が出力され、積分器40とコンパレータ50とD-FF55は、その反射波成分から抵抗30のインピーダンスを判定する。
請求項(抜粋):
対をなす平衡型伝送路に接続された測定対象のインピーダンス特性を判定するインピーダンス特性測定回路において、方形波信号を出力するドライブ手段と、前記方形波信号に基づくコモンモード電圧がフローティングな第1のドライブ信号と該第1のドライブ信号に対して逆相の第2のドライブ信号とを生成して送出するノーマルモード伝送手段と、前記第1のドライブ信号を入力する対向した第1ノード及び第2ノードと、検出分岐となる対向する第3ノード及び第4ノードとを有し、該第4ノードが接地され、該第2ノードが前記平衡型伝送路の一方に接続される構成の第1のブリッジ回路と、前記第2のドライブ信号を入力する対向した第1ノード及び第2ノードと、検出分岐となる対向する第3ノード及び第4ノードとを有し、該第4ノードが接地され、該第2ノードが前記平衡型伝送路の他方に接続され、かつ前記第1のブリッジ回路に対称な構成の第2のブリッジ回路と、前記第1のブリッジ回路の第3ノードと前記第2のブリッジ回路の第3ノードとの間に接続され、これら第3ノード間の差分電圧を整流する第1の整流手段と、前記第1の整流手段の出力信号を積分する積分器と、前記ドライブ手段の出力する方形波信号の電圧を整流する第2の整流手段と、前記積分器の出力する積分結果と前記第2の整流手段の出力信号とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果をサンプリングして保持する読取り手段と、前記方形波信号の周期を設定するとともに、前記積分器における積分時間と前記読取り手段におけるサンプリングのタイミングを制御する制御手段とを、備えたことを特徴とするインピーダンス特性測定回路。
IPC (2件):
G01R 27/02 ,  G01R 27/04
FI (2件):
G01R 27/02 A ,  G01R 27/04

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