特許
J-GLOBAL ID:200903094156603090
画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
上柳 雅誉
, 藤綱 英吉
, 須澤 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-208145
公開番号(公開出願番号):特開2007-028251
出願日: 2005年07月19日
公開日(公表日): 2007年02月01日
要約:
【課題】 手ぶれ補正をかけるには、1フレーム分以上保持するためのフレームメモリが必要である。【解決手段】 フレーム画像受取手段によって、時系列順にフレーム画像が順次受け取られ、動きベクトル検出手段によって、n番目のフレーム画像の動きベクトルが検出される。そして、動きベクトル予測手段によって、(n+1)番目のフレーム画像の動きベクトルが予測され、切出位置算出手段によって、予測された(n+1)番目のフレーム画像の動きベクトルを用いて、(n+1)番目のフレーム画像について、所定の画像を切り出す位置を示す切出位置が算出される。n番目のフレーム画像の動きベクトルの検出と、(n+1)番目のフレーム画像の動きベクトルの予測と、(n+1)番目のフレーム画像の切出位置の算出とが、フレーム画像受取手段がn番目のフレーム画像を取得している間に行われる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
時系列に連続する、表示すべき(M+1)個(Mは2以上の整数)のフレーム画像F(1)〜F(M+1)(括弧内は時系列順を示す整数)であって、画像揺れを発生させる可能性のある前記フレーム画像F(1)〜F(M+1)を順次受け取るフレーム画像受取手段と、
フレーム画像F(p-1)(1<p≦(M+1))を基準とするフレーム画像F(p)の動きを示す動きベクトルV0(p)を検出することにより、前記(M+1)個のフレーム画像F(1)〜F(M+1)のうち、M個のフレーム画像F(2)〜F(M+1)の動きを示すM個の動きベクトルV0(2)〜V0(M+1)を得る動きベクトル検出手段と、
前記M個の動きベクトルV0(2)〜V0(M+1)のうちの(M-1)個の動きベクトルV0(2)〜V0(M)で示される、M個のフレーム画像F(1)〜F(M)の全体的な動きを前記画像揺れにより特定されるX個(Xは整数)の基底の周波数に分解し、当該周波数より規定されるX個の正弦波を、時間軸上で、(M+1)番目のフレーム画像F(M+1)を表示するべき時刻まで延長することにより、フレーム画像F(M)を基準とする前記フレーム画像F(M+1)の動きを示す、前記フレーム画像F(M+1)の動きベクトルである予測動きベクトルYV0(M+1)を予測する動きベクトル予測手段と、
フレーム画像F(k)(kは時系列順を示す整数)から当該フレーム画像F(k)の一部である部分画像HFG(k)を切り出すときの切出位置S(k)を算出する切出位置算出手段であって、前記予測動きベクトルYV0(M+1)を用いて、前記フレーム画像F(M+1)の画像揺れを減衰させる切出位置S(M+1)を算出する切出位置算出手段と、
前記切出位置S(M+1)を用いて、前記フレーム画像F(M+1)から前記部分画像HFG(M+1)を切り出す部分画像切出手段とを有し、
前記部分画像切出手段による前記部分画像HFG(M+1)の切り出しを行うことに先立ち、前記画像受取手段による時系列順でM番目のフレームの前記フレーム画像F(M)の受け取り、前記動きベクトル検出手段による動きベクトルV0(M)の検出、前記動きベクトル予測手段による前記予測動きベクトルYV0(M+1)の予測、及び前記切出位置算出手段による前記切出位置S(M+1)の算出を行い、
前記部分画像切出手段による前記部分画像HFG(M+1)の切り出しの一部と前記動きベクトル検出手段による動きベクトルV0(M+1)の検出の一部とを並行して行うことを特徴とする画像処理装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (16件):
5C122DA03
, 5C122DA04
, 5C122EA41
, 5C122FH12
, 5C122FH13
, 5C122FK24
, 5C122GA20
, 5C122GA21
, 5C122HB01
, 5C122HB02
, 5C122HB03
, 5C122HB09
, 5L096CA04
, 5L096FA23
, 5L096GA08
, 5L096HA04
引用特許:
前のページに戻る