特許
J-GLOBAL ID:200903094160770538

半導電性エラストマー部材及びその製法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-188310
公開番号(公開出願番号):特開平10-017718
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 中程度の電気抵抗率(約10の6乗〜約10の13乗Ω・cm)で、環境変動による電気抵抗率の変動が小さい、低硬度の半導電性エラストマー部材、特に、電子複写装置または電子印刷装置等の電子写真装置に用いる半導電性ロール、半導電性ブレードを再現性よく、安定的に得るための半導電性エラストマー部材を提供する。【解決手段】 アクリロニトリル-ブタジエン共重合ゴム(NBR)と、導電性付与剤とを混練し、エポキシ基含有アクリルゴム(AR)、イソシアヌル酸及びオクタデシルトリメチルアンモニウムブロマイドを添加し、混練し、エポキシ基含有アクリルゴムを架橋反応させムーニー粘度を70以上に上昇させ、次に、前記混練物にジクミルパーオキサイドを添加し、混練し、ステンレス鋼製の芯金の周りにロール形状に押出成形し、加熱し、ロール形成物を得、これの外周面を研磨して、エラストマーロールを得た。このエラストマーロールはNBR相の硬度がAR相に比べ高く、NBR相は導電性付与剤が遍在し且つ連続相となっている。
請求項(抜粋):
導電性付与剤、エラストマー(a)及びエラストマー(b)とを含有し、エラストマー(a)が実質的に連続相となるミクロドメイン構造を形成し、導電性付与剤の存在量が、エラストマー(b)中よりも、エラストマー(a)中の方に多くなっており、且つエラストマー(a)の硬度がエラストマー(b)の硬度よりも高く、エラストマー(a)の圧縮永久歪率が20%以下で、エラストマー(b)の圧縮永久歪率が50%以下であることを特徴とする半導電性エラストマー部材。
IPC (8件):
C08L 21/00 ,  C08K 3/04 KCT ,  C08K 3/08 KCU ,  C08K 3/22 KCV ,  F16C 13/00 ,  G03G 15/02 101 ,  G03G 15/08 501 ,  G03G 15/16 103
FI (8件):
C08L 21/00 ,  C08K 3/04 KCT ,  C08K 3/08 KCU ,  C08K 3/22 KCV ,  F16C 13/00 A ,  G03G 15/02 101 ,  G03G 15/08 501 D ,  G03G 15/16 103

前のページに戻る