特許
J-GLOBAL ID:200903094161343293

電気二重層コンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-091072
公開番号(公開出願番号):特開平9-283387
出願日: 1996年04月12日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 電極板、少なくとも正極電極板として薄いアルミニウム板を用いても、十分な強度を確保することができるような構造にすること。【解決手段】 電気二重層コンデンサは、樹脂製ケース22とモールド樹脂24とから構成される外ケーシング14の内部にコンデンサセル16を収容した構造となっている。コンデンサセル16は、一対の分極性電極2をセパレータ4を介して積層して構成されたコンデンサコア5を、内ケーシング18の内部に収容した構造となっている。内ケーシング18は、枠形のガスケット6と、ガスケット6の上下両端面にそれぞれ配設された電極板8とから構成されている。一方の電極板はアルミニウム板からなる正極電極板、他方は負極電極板である。また、各電極板の外面には正極端子及び負極端子としてそれぞれリード片20が固設されている。また、コンデンサセル16の内部には有機電解液が注液されている。このような構造によって、十分な強度を容易に確保することができ、また外ケーシングにより二重構造としたことで耐漏液性の向上を図ることができる。
請求項(抜粋):
一対の分極性電極(2)をセパレータ(4)を介して積層してなるコンデンサコア(5)を、正極電極板(8)と負極電極板(8)との間に介装された枠形ガスケット(6)により構成された内ケーシング(18)の内部に収容し、該正極電極板(8)または該負極電極板(8)のうち少なくとも該正極電極板(8)をアルミニウム製板材から形成し、該内ケーシング(18)の内部に有機電解液を注液し、該正極電極板(8)及び該負極電極板(8)それぞれにリード片(20)を固設してコンデンサセル(16)を形成し、該コンデンサセル(16)を1または複数のケース部材(22,24)により構成された外ケーシング(14)の内部に収容し、該コンデンサセル(16)の2つの該リード片(20)をそれぞれ正極端子及び負極端子として該外ケーシング(14)の外側に突出させるようにしてなることを特徴とする電気二重層コンデンサ。
IPC (2件):
H01G 9/155 ,  H01G 9/10
FI (2件):
H01G 9/00 301 Z ,  H01G 9/00 301 E

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