特許
J-GLOBAL ID:200903094161931519

ステレオスピーカ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 邦夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-254239
公開番号(公開出願番号):特開平9-098500
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】比較的小型なシステム構成で良好なステレオ感及びサラウンド効果が得られる聴取範囲を拡大する。【解決手段】スピーカ装置61L,61Rの左右チャネルの音声信号再生用スピーカ66L,66Rとサラウンド信号再生用スピーカ67L,67Rを、夫々その主軸がボックス62L,62Rの正面方向に対して反時計方向、時計方向に所定角度だけ傾斜するように取り付ける。ボックス62L,62Rの上面に、夫々音響抵抗材料68L,68Rで覆われた音波放射口69L,69Rを設ける。ボックス内の空気の呈する音響容量と音波放射口の音響抵抗及び音響質量とで音響的な低域フィルタを構成し、その低域フィルタを通じて音波放射口から放射される音波の通過帯域内での群遅延時間を利用し、スピーカ66L,66Rで構成されるスピーカ部の夫々に全指向性と両指向性の組み合わせで得られる指向性を付与する。
請求項(抜粋):
左チャネル音声信号を再生する第1のスピーカとサラウンド信号を再生する第2のスピーカとを有する左チャネル用スピーカ装置と、右チャネル音声信号を再生する第3のスピーカとサラウンド信号を再生する第4のスピーカとを有する右チャネル用スピーカ装置とからなるステレオスピーカ装置において、上記左チャネル用スピーカ装置の上記第1のスピーカおよび上記右チャネル用スピーカ装置の上記第3のスピーカは、それぞれその主軸がスピーカボックスの正面方向に対して反時計方向および時計方向に第1の角度だけ傾斜するようにスピーカボックスに取り付けられ、上記左チャネル用スピーカ装置の上記第2のスピーカおよび上記右チャネル用スピーカ装置の上記第4のスピーカは、それぞれその主軸がスピーカボックスの正面方向に対して反時計方向および時計方向に上記第1の角度と同一または異なる第2の角度だけ傾斜するようにスピーカボックスに取り付けられ、上記左チャネル用スピーカ装置の上記第1のスピーカで構成される第1のスピーカ部および上記右チャネル用スピーカ装置の上記第3のスピーカで構成される第2のスピーカ部は、それぞれスピーカの前方主軸上で最大感度を持つ両指向性と全指向性の組み合わせで得られる指向性を有することを特徴とするステレオスピーカ装置。
IPC (3件):
H04S 7/00 ,  H04R 1/40 310 ,  H04R 5/02
FI (3件):
H04S 7/00 Z ,  H04R 1/40 310 ,  H04R 5/02 G

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