特許
J-GLOBAL ID:200903094165309707

タンパク質のin vitroディスプレイ及び進化のための選択粒子としてのリボソーム複合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-500386
公開番号(公開出願番号):特表2002-500514
出願日: 1998年05月28日
公開日(公表日): 2002年01月08日
要約:
【要約】本発明は、in vitroの転写及び翻訳に続き、新生のタンパク質又はペプチドであって、真核リボソームと該タンパク質又はペプチドをコードするmRNAを有する複合体としてのタンパク質又はペプチドをディスプレイし、さらに特有の新生のタンパク質又はペプチドをリガンド、抗原又は抗体に結合させることによって保持する複合体を選択し、かつ引き続き逆転写及びポリメラーゼ鎖反応(RT-PCR)でその選択されたリボソーム複合体から該タンパク質又はペプチドをコードする遺伝情報を回収させる方法を提供する。該RT-PCR回収段階は、前もって解離してmRNAを除去することなく、無処置のリボソーム複合体について直接行うため、最大の効率及び感応性に寄与する。ディスプレイ、選択及び回収の段階は、継続的なサイクルで繰り返すことができる。本方法は、抗体-リボソーム-mRNA複合体(ARMs)のような単鎖抗体構成物を使用して例証されている。
請求項(抜粋):
タンパク質又はペプチドのディスプレイ及び選択並びにそれらをコードする遺伝物質の回収方法であって、(a) 複合粒子が形成され、それそれが少なくとも1の特有の新生タンパク質又はペプチドまたは他のDNA発現生成物と1以上のリボソームおよび前記タンパク質またはペプチドをコードする特異的なmRNAとの結合物を含むような、無細胞系におけるDNAの転写及び翻訳;(b) 前記複合粒子をリガンド、抗原、抗体又は他の物質と接触させて、該タンパク質又はペプチド生成物に結合させることで粒子を選択すること;及び(c) mRNAについて、前記複合粒子に結合されたままで行われる逆転写及びポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)によって、タンパク質又はペプチドをコードする遺伝情報をDNAとして回収すること;を含む方法。
IPC (6件):
C12N 15/09 ZNA ,  C12P 19/34 ,  C12P 21/02 ,  C12P 21/08 ,  C12Q 1/68 ,  A61K 45/00
FI (6件):
C12P 19/34 ,  C12P 21/02 C ,  C12P 21/08 ,  C12Q 1/68 A ,  A61K 45/00 ,  C12N 15/00 ZNA A
引用文献:
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