特許
J-GLOBAL ID:200903094171400368

認証方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-166912
公開番号(公開出願番号):特開平5-012321
出願日: 1991年07月08日
公開日(公表日): 1993年01月22日
要約:
【要約】【目的】 従来の零知識証明により構成される認証方法は、安全性の点からは申し分ないが、証明者と検証者の通信履歴が、後日、本当に通信した証拠として意味をなさない。この発明は検証者が証明者を認証した後、本当に通信したことの証拠を残す認証方法を得ることを目的とする。【構成】 証明者は初期応答文Xを検証者に送信し、検証者は、乱数メッセ-ジMを生成し、証明者から送られた初期応答文Xと乱数メッセ-ジMとから、問合せ文E=f(M,X)を生成し、問合せ文Eと乱数メッセ-ジMとを証明者に送信し、証明者は、初期応答文Xと検証者から送信された乱数メッセ-ジMと問合せ文EとがE=f(M,X)を満たすことを確認した後、初期応答文Xと問合せ文Eに対応した応答文Yを、秘密情報sを用いて生成して、検証者に送信し、検証者は、応答文Yが公開情報Iを用いて、上記初期応答文Xと問合せ文Eに対する正しい応答になっていることを検査して、証明者の秘密情報sを漏らすことなく、証明者が秘密情報sを知っていることを認証する。
請求項(抜粋):
証明者と検証者とから構成されたシステムで、通信相手の身元を確認する利用者の認証方式において、証明者は初期応答文Xを検証者に送信し、検証者は、乱数発生器を用いて乱数メッセ-ジMを生成し、証明者から送られた初期応答文Xと乱数メッセ-ジMとから、演算器を用いて、問い合わせ文E=f(M,X)を生成し、この問い合わせ文E=f(M,X)と乱数メッセ-ジMとを証明者に送信し、証明者は、初期応答文Xと検証者から送られてきた乱数メッセ-ジMと問い合わせ文Eとが,E=f(M,X)を満たすことを確認した後、初期応答文Xと問い合わせ文Eに対応した応答文Yを、秘密情報sを用いて生成して、検証者に応答文Yを送信し、検証者は、応答文Yと公開情報Iとを演算器に入力して、応答文Yが先に受信した初期応答文Xと先に送信した問い合わせ文Eに対する正しい応答になっていることを検査して、証明者の秘密情報sを漏らすことなく、証明者が秘密情報sを知っていることを検証者が認証することを特徴とする認証方式。
IPC (5件):
G06F 15/30 340 ,  G06F 11/34 ,  G06F 15/00 330 ,  G07F 7/12 ,  G09C 1/00

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