特許
J-GLOBAL ID:200903094176430729

車両用サスペンション装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-028398
公開番号(公開出願番号):特開平5-221216
出願日: 1992年02月14日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 車体のロール低減制御に加え、平坦路又は登降坂路の何れの場合でも、又路面の屈曲状態に応じて、ステア特性の制御を最適に実行する。【構成】 減衰力切換えアクチュエータ5aと、空気ばね室をもつエアサスペンションと、ステアリングハンドル角速度を検出のハンドル角センサ41と、車速を検出の車速センサ38と、これら両センサの検出値に基づき、エアサスペンションの減衰力及びばね定数を切換え、車体のロール低減制御を実行のコントロールユニットを備えるサスペンション装置において、このコントロールユニットは、路面の勾配度α及び屈曲度βを検出の路面状態演算コントローラ50と、勾配度及び屈曲度から、ファジ推論に基づき判定した路面状態に応じ、後輪側ロール低減制御の実行開始時点に対し、前輪側ロール低減制御の実行を開始する最適な遅れ時間を算出するECSコントローラ51即ち遅延時間演算部65とを備える。
請求項(抜粋):
前輪及び後輪の各サスペンションに設けられたロール剛性可変手段と、車両の旋回状況を検出する旋回状況検出手段と、旋回状況検出手段により検出された値に基づき車体のロールを検出する一方、前記ロール剛性可変手段を制御して車体のロール低減制御を実行する制御手段とを備えた車両用サスペンション装置に於いて、前記制御手段は、車両が走行する路面の勾配を検出する勾配検出手段と、路面の屈曲状態を検出する屈曲状態検出手段と、勾配検出手段及び屈曲状態検出手段により検出された勾配度及び屈曲度から、ファジィ推論に基づき路面状態を判定し、この判定した路面状態に応じ、後輪側のロール低減制御の実行開始時点に対して前輪側のロール低減制御の実行を開始する上での最適な時間差を求める制御タイミング決定手段とを有しており、前記制御手段は、車体のロール低減制御が実行されるとき、後輪側での車体のロール低減制御の開始に対し、前記制御タイミング決定手段により決定された時間差を存して、前輪側での車体のロール低減制御を開始することを特徴とする車両用サスペンション装置。
IPC (3件):
B60G 17/015 ,  B60G 21/073 ,  G05B 13/02

前のページに戻る