特許
J-GLOBAL ID:200903094197907010
熱可塑性エラストマー重合粒子並びにその製造法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-025552
公開番号(公開出願番号):特開平7-233220
出願日: 1994年02月23日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】【目的】 取扱いが容易な粒子状の耐衝撃性に優れたオレフィン系熱可塑性エラストマーを提供すること。【構成】 下記熱可塑性エラストマー重合粒子ならびにその製造法。エチレンとC3〜20α-オレフィン、又は二種以上のC3〜12α-オレフィンのランダム共重合体であって、イ〜ホを充足することを特徴とする、熱可塑性エラストマー重合粒子。イ 平均粒径が150〜3000μmロ 嵩密度が0.2〜0.5g/ccハ TREF法による0°C可溶分30〜95wt%、0°Cを越え50°C未満可溶分0〜50wt%、50°C以上120°C以下可溶分5〜30wt%、ニ 沸騰ヘキサン抽出物の13C-NMRによる共重合性比0.5〜1.5、ホ 沸騰ヘキサン抽出物のGPCによるMw/Mn比1.5〜3.5【効果】 上記目的が達成される。
請求項(抜粋):
エチレンと一種または二種以上の炭素数3〜20のα-オレフィンあるいは二種以上の炭素数3〜12のα-オレフィンのランダム共重合体であって、下記の条件(イ)〜(ホ)を充足することを特徴とする、熱可塑性エラストマー重合粒子。(イ) 当該粒子の平均粒径が150〜3000μmであること、(ロ) 当該粒子の嵩密度が0.2〜0.5g/ccであること、(ハ) 当該粒子のo-ジクロロベンゼン溶媒を用いた温度昇温分別法(TREF法)による0°Cで可溶な成分(成分(a))の含量が30〜95wt%、0°Cを越え50°C未満で可溶な成分(成分(b))の含量が0〜50wt%、50°C以上120°C以下で可溶な成分(成分(c))の含量が5〜30wt%であること(ここで、成分(a)と成分(b)と成分(c)との合計含量は100である)、(ニ) 当該粒子の沸騰n-ヘキサン抽出物の13C-NMRによる共重合性比が0.5〜1.5であること、(ホ) 当該粒子の沸騰n-ヘキサン抽出物のゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)によるMw/Mn比が1.5〜3.5であること(ここで、Mwは重量平均分子量であり、Mnは数平均分子量である)。
IPC (2件):
C08F210/02 MJG
, C08F 4/642 MFG
引用特許:
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