特許
J-GLOBAL ID:200903094198478385

磁気記録媒体の情報読み取り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-190253
公開番号(公開出願番号):特開平5-035903
出願日: 1991年07月30日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】【目的】本発明は、マグネットビュアー等に感知されない低保磁力の磁性体を用いた磁気バーコードの固定情報により多くの情報を与えて、偽造防止効果を著しく高めることを最も主要な特徴としている。【構成】磁気材料として、情報読取り時の外磁場よりも低い低保磁力磁性体であり、所定値未満の外磁場で飽和する磁性体を用いた磁気パターンと、磁気材料として、情報読取り時の外磁場よりも低い低保磁力磁性体であり、所定値以上の外磁場で飽和する磁性体を用いた磁気パターンとを組合わせて磁気パターンを構成し、読取り用磁気ヘッドに直流バイアス電流を流して記録情報を読取る場合に、バイアス電流の大きさを順次増加/減少させて変化させ、それに対応してスライスレベル電圧を順次増加/減少させながら磁気パターンを読取り、その異なった出力信号パターンによって、記録、情報、真偽判定を行なうことを特徴としている。
請求項(抜粋):
磁気材料として、情報読取り時の外磁場よりも低い低保磁力磁性体であり、かつ所定値未満の外磁場で飽和する磁性体を用いた磁気パターンと、磁気材料として、情報読取り時の外磁場よりも低い低保磁力磁性体であり、かつ前記所定値以上の外磁場で飽和する磁性体を用いた磁気パターンとの組み合わせから構成した磁気パターンにより情報が記録されている磁気記録媒体の情報を読み取る装置において、所定の大きさの第1の直流バイアス電流を設定する第1のバイアス手段と、前記第1の直流バイアス電流と異なった大きさの第2の直流バイアス電流を設定する第2のバイアス手段と、前記第1のバイアス手段により設定された第1の直流バイアス電流で前記磁気記録媒体の磁気パターンを読み取る第1の読取り用磁気ヘッドと、前記第2のバイアス手段により設定された第2の直流バイアス電流で前記磁気記録媒体の磁気パターンを読み取る第2の読取り用磁気ヘッドと、前記第1および第2の各読取り用磁気ヘッドからの出力信号を、前記直流バイアス電流に対応した所定のスライスレベル電圧でスライスするスライスレベル手段と、前記スライスレベル手段によりスライスされた前記第1および第2の読取り用磁気ヘッドからの出力信号をそれぞれ2値データに変換する第1の2値化手段および第2の2値化手段と、前記第1の2値化手段からの出力データと前記第2の2値化手段からの出力データとを比較照合し、かつ当該比較照合データをコード解読して前記磁気記録媒体の真偽判定を行なう真偽判定手段と、を備えて成ることを特徴とする磁気記録媒体の情報読み取り装置。
IPC (3件):
G06K 7/08 ,  G06K 19/00 ,  G11B 5/03

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