特許
J-GLOBAL ID:200903094207727628

ローラーベアリングの自転すべり率抑制装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塚本 正文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-099994
公開番号(公開出願番号):特開平8-277836
出願日: 1995年03月31日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【目的】 ローラーの回転数を非接触的に検出し、この回転数に基づいてローラーのすべり率を演算で求め、このすべり率の変動に基づいて軸受油温の変動幅を最適値に保つ合理的なローラーベアリングの自転すべり率抑制装置。【構成】 固定軸まわりに自転しながら公転するローラー1の軸方向の端面に磁石のS,N極を同心的に交互かつ等間隔に埋設し、同ローラーの同端面との間に軸方向の小隙間を存して平行的に磁気検出コイル6を配設したものにおいて、同ローラーが上記固定軸12の頂点を通過した信号を発するトリガー信号出力手段と、トリガー信号の近傍で得られるS,N極の信号から同ローラーの自転回転数を上記コイルで検出する手段と、同ローラーの自転回転数からそのすべり率を演算する手段と、すべり率が規定値を越えたときにアラームを発生するアラーム発生手段23とを具えたこと。
請求項(抜粋):
固定軸まわりに自転しながら公転しているローラーの軸方向の端面に偶数個の磁石のS,N極を同一同心円上に交互かつ等間隔に埋設し、同ローラーの同端面との間に軸方向の小隙間を存してその公転軌道面と平行的に磁気検出コイルを配設したものにおいて、同ローラーが上記固定軸の頂点を通過した信号を発するトリガー信号出力手段と、トリガー信号の近傍で得られるS,N極の信号から同ローラーの自転回転数を上記コイルで検出する手段と、同ローラーの自転回転数からそのすべり率を演算する手段と、同すべり率と内輪の負荷方向に配設された温度計の出力を入力する軸受温度比較器と、同軸受温度比較器の出力によって軸受の給油温度を加減する手段と、すべり率が規定値を越えたときにアラームを発生するアラーム発生手段とを具えたことを特徴とするローラーベアリングの自転すべり率抑制装置。
IPC (2件):
F16C 19/52 ,  G01M 13/04
FI (2件):
F16C 19/52 ,  G01M 13/04

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