特許
J-GLOBAL ID:200903094209941988

一成分現像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮川 清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-108598
公開番号(公開出願番号):特開平9-274380
出願日: 1996年04月05日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 一成分現像剤を用い、像担持体上の潜像を可視化する一成分現像装置において、現像ローラの端部からの現像剤こぼれや現像剤のクラウド化を防止し、長期にわたり良好な画像を得る。【解決手段】 現像ローラ2上の一成分現像剤の薄層を介して該現像ローラと接触するトナー帯電部材4を配設し、このトナー帯電部材4と現像ローラ2との間に電圧を印加して該一成分現像剤を帯電する。このとき、トナー帯電部材4は、現像ローラ2の端部付近と接触する部分を形成する材料の体積抵抗値を、画像形成幅内で現像ローラ2と接触する部分の体積抵抗値よりも小さく設定する。これにより、現像ローラ2の端部付近と接触する部分で、トナー帯電部材4からの放電量が多くなり、これに応じて現像ローラ2上のトナーの帯電量が高くなる。このため、現像ローラ2の端部付近でトナーの付着力を強くすることができる。
請求項(抜粋):
表面に静電電位の差による潜像が形成された像担持体と近接もしくは接触するように配設される現像ローラと、前記現像ローラの周面に一成分現像剤の薄層を形成する層形成部材とを備え、前記像担持体と前記現像ローラとが対向する現像領域で、薄層化された前記一成分現像剤を前記潜像に選択的に転移させて、該潜像を可視化する一成分現像装置において、前記一成分現像剤の薄層を介して前記現像ローラと接触し、前記現像ローラとの間に印加された電圧によって、前記薄層化された一成分現像剤を帯電するトナー帯電部材を有し、該トナー帯電部材の、画像形成幅より外側であって前記現像ローラの端部付近と接触する部分は、少なくとも表面付近を形成する材料の体積抵抗値が画像形成幅内で前記現像ローラと接触する部分より小さくなっていることを特徴とする一成分現像装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-191877

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