特許
J-GLOBAL ID:200903094210505571

混練機のロータ軸封装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-270037
公開番号(公開出願番号):特開平8-128535
出願日: 1994年11月02日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 溶融した樹脂等を回転するロータ1で混練しつつチャンバーの排出口へ送り出すようにした混練機では一般に、排出口側のロータ軸1aに対して、ビスコシール2を嵌着し且つアウトサイドスリーブ3を外嵌した軸封装置が設けられている。ビスコシール2の外周面には、ロータ1側から漏れ出る樹脂等を押し戻す螺旋溝5が形成されているが、この押し戻し作用を確実なものとし、また螺旋溝5を通じて外気がチャンバー内へ吸引されたり、チャンバー内ガスが外部へ漏出したりしないようにする。【構成】 ビスコシール2の外周面に周溝14を形成し、この周溝14を介して螺旋溝5へ窒素ガスを吹き込ませる。周溝14の軸方向外側に、螺旋溝5と逆傾斜となる排気溝15を形成し、窒素ガスの排気流により外気吸引を防止する。
請求項(抜粋):
混練用ロータ(1)の排出端側にビスコシール(2)が設けられ、該ビスコシール(2)にアウトサイドスリーブ(3)が外嵌され、ビスコシール(2)外周面には混練物をロータ(1)側へ押し戻す方向の螺旋溝(5)が形成されている混練機のロータ軸封装置において、前記ビスコシール(2)とアウトサイドスリーブ(3)との周相互間には上記螺旋溝(5)へ酸化防止ガスを供給するガス導入部(14)が形成されていると共に、該ガス導入部(14)より軸方向外側となるビスコシール(2)の外周面には当該ガス導入部(14)と連通し且つ上記螺旋溝(5)と逆傾斜を有する排気溝(15)が形成されていることを特徴とする混練機のロータ軸封装置。
IPC (3件):
F16J 15/447 ,  B01F 15/00 ,  B29B 7/22
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭62-251575
  • 特公昭49-043666
  • 混練機のロータ軸封装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-237354   出願人:株式会社神戸製鋼所
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-251575
  • 特公昭49-043666

前のページに戻る