特許
J-GLOBAL ID:200903094217964547

単独・連系運転用インバ-タの定電圧制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-229232
公開番号(公開出願番号):特開平5-068343
出願日: 1991年09月10日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】電力系統への並入および解列を定電圧制御状態を保持して瞬断を生ずることなく行える単独・連系運転用インバ-タの定電圧制御回路を得る。【構成】出力端電圧の検出器,3相2相変換回路,ベクトルアナライザ-からなり出力端電圧の角速度を有効分および無効分に分離して演算する出力電圧角速度演算部と、単独負荷の電流検出器,3相2相変換回路,およびベクトル回転器からなり負荷電流の有効分および無効分を演算する負荷電流演算部と、この負荷電流演算部の出力側に配され負荷電流によるリアクトルの電圧降下の有効分と無効分を演算する電流電圧変換回路と、この電流電圧変換回路の出力およびインバ-タの出力電圧から出力端電圧の絶対値を演算するベクトルアナライザ-と、このベクトルアナライザ-の出力電圧を検出電圧,電力系統電圧の絶対値を設定電圧としてインバ-タを定電圧制御する比例積分調節器とを備える。
請求項(抜粋):
独立した電源の直流出力を交流に変換する電圧型自励インバ-タを制御してその出力側にリアクトルおよび変圧器を介して接続された単独負荷に電力を供給する単独運転と、有効電力および無効電力を制御して開閉器を介して連結された電力系統との間で電力の授受を行う連系運転とを、前記電圧型自励インバ-タを定電圧制御することにより行うものにおいて、前記変圧器の出力端電圧の検出器,3相2相変換回路,およびベクトルアナライザ-からなり前記変圧器の出力端電圧の角速度を有効分および無効分に分離して演算し出力する出力電圧角速度演算部と、前記単独負荷の電流検出器,3相2相変換回路,およびベクトル回転器からなり前記出力電圧角速度演算部の出力をベクトル回転器に受けて負荷電流の有効分および無効分を演算し出力する負荷電流演算部と、この負荷電流演算部の出力側に配され負荷電流による前記リアクトルの電圧降下の有効分と無効分を演算し出力する電流電圧変換回路と、この電流電圧変換回路の出力および前記インバ-タの出力電圧から前記変圧器の出力端電圧の絶対値を演算し出力するベクトルアナライザ-と、このベクトルアナライザ-の出力電圧を検出電圧,前記電力系統電圧の絶対値を設定電圧として前記電圧型自励インバ-タを定電圧制御する比例積分調節器とを含むことを特徴とする単独・連系運転用インバ-タの定電圧制御回路。
IPC (3件):
H02J 3/38 ,  H02J 3/50 ,  H02M 7/48

前のページに戻る