特許
J-GLOBAL ID:200903094225847622
燃料電池運転システム及び燃料電池運転システムにおける弁の異常検出方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
吉田 研二
, 石田 純
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-106383
公開番号(公開出願番号):特開2007-280800
出願日: 2006年04月07日
公開日(公表日): 2007年10月25日
要約:
【課題】ガス流路の圧力系を監視する圧力法によらずに、燃料電池運転システムにおける弁の開閉異常を検出することである。【解決手段】燃料電池運転システムの初期状態として、調整弁を全開、バイパス弁を全閉とし、ACPから所定の流量で空気を供給させ、この状態の下のACPの第1作動消費電力を取得する(S10〜S14)。次に調整弁が絞られ、その状態の下のACPの第2作動消費電力を取得し、第2作動消費電力が増加したか否かを判断し、増加のとき調整弁は正常で、そうでないときは調整弁が開閉異常であると判断する(S16〜S24)。次に、バイパス弁が開けられ、その状態の下のACPの第3作動消費電力として取得し、第3作動消費電力が増加したか否かを判断し、増加したときバイパス弁は正常で、そうでないときはバイパス弁が開閉異常であると判断する(S26〜S34)。【選択図】図2
請求項(抜粋):
燃料電池と、
燃料電池のアノード側に、燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置と、
燃料電池のカソード側に、酸化ガスを供給する酸化ガス供給装置と、
酸化ガス供給装置と燃料電池のカソード側ガス入口とを接続する入口側流路と、
燃料電池のカソード側ガス出口から排気側へ接続される出口側流路と、
入口側流路と出口側流路を接続し、燃料電池と並列に配置されるバイパス流路と、
入口側流路又は出口側流路の少なくとも一方に設けられ、カソード側のガス流量を調整する調整弁と、
バイパス流路に設けられ、バイパス流路のガス流量を調整するバイパス弁と、
燃料電池の運転を制御する制御部と、
を含む燃料電池運転システムであって、
制御部は、
調整弁を開き、バイパス弁を全閉にして、酸化ガス供給装置に所定のガス供給量を流させる第1状態における酸化ガス供給装置の第1作動消費電力を検出する手段と、
バイパス弁を全閉にして、調整弁を任意の量だけ絞って、酸化ガス供給装置に所定のガス供給量を流させる第2状態における酸化ガス供給装置の第2作動消費電力を検出する手段と、
第1作動消費電力と第2作動消費電力とに基づき、調整弁が開閉異常であるか否かを判断する調整弁異常判断手段と、
を有することを特徴とする燃料電池運転システム。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
5H027AA02
, 5H027BA13
, 5H027BA19
, 5H027BC19
, 5H027KK52
, 5H027MM03
引用特許:
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