特許
J-GLOBAL ID:200903094227431997

効率を改良したダイズ形質転換プロトコール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-542470
公開番号(公開出願番号):特表2002-510499
出願日: 1999年03月26日
公開日(公表日): 2002年04月09日
要約:
【要約】ダイズの粒子媒介形質転換のための形質転換プロトコールが記載される。このプロトコールは、ダイズの胚の成長点への遺伝子送達を基本とする。ダイズの分裂組織への遺伝子送達を基本とする。形質転換プロトコールの前では、ダイズの分裂組織における相違を選択剤を用いる選択に依存しなかった。グリフォセート選択を用いたボンバードメント後の培養によって、このような形質転換プロトコールの効率を劇的に増大することができることを見出した。
請求項(抜粋):
a)DNAコード配列および3’終結配列に機能的に連結した植物中のプロモーター機能を含む異種DNA構築物を提供する工程であって、該コード配列は該配列に発現される植物細胞にグリフォセート耐性を付与することができるタンパク質をコードし、 b)前記DNA構築物のコピーを生物学的に不活性な物質のキャリア粒子に被覆する工程であって、該キャリア粒子はダイズ細胞と比較してサイズが小さい工程と、 c)前記被覆粒子を前記ダイズ胚の分裂組織中に加速する工程と、 d)前記処理した分裂組織からシュート形成を誘導する工程と、 e)前記シュートを、非形質転換ダイズ細胞の成長を有意に阻害するのに十分な濃度のグリフォセートを含む適切なシュート形成培地で培養し、グリフォセート耐性ダイズシュートを産生させる工程と、 f)前記工程e)のシュートを、野生型ダイズ植物と比較してグリフォセート除草剤耐性を増大させた遺伝的に形質転換させたダイズ植物中に再生させる工程とを包含する、グリフォセート選択を用いた生殖細胞系形質転換ダイズ植物の有効な獲得法。
IPC (2件):
C12N 15/09 ,  C12N 5/10
FI (2件):
C12N 15/00 A ,  C12N 5/00 C

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