特許
J-GLOBAL ID:200903094229523511

電子楽器の自動伴奏装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-214414
公開番号(公開出願番号):特開平7-064556
出願日: 1993年08月30日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 より自然な伴奏音を発生することができる自動伴奏装置を提供する。【構成】 電子キーボードにて実行される伴奏パターンデータ処理では、伴奏パターンデータ内の制御データに基づきフラグF1〜Fnを更新し(S110〜S140)、発音データを読み込んだときにそのフラグに応じてコード転回のための処理を切り替える。つまり、フラグが0のときには、第1のデータテーブルからコードタイプに応じた音高変換データを検索し、その変換データの値だけ発音データの音高データを上下にシフトする音高シフト処理を実行し、フラグが1のときには、第2のデータテーブルからコードタイプに応じた複数の和音発生用データ(コードの転回形)を読み出し、その中から発音に用いる転回形を択一的に選択するコード転回形選択処理を実行する(S150〜S190)。この結果、音高シフト処理とコード転回形選択処理と適宜切り替えて自然な伴奏音を発音することができる。
請求項(抜粋):
音の高さを表す音高データ,発音タイミングデータ,音量データ,及び発音持続時間データを少なくとも備えた伴奏データを予め記憶する伴奏データ記憶手段と、予め設定されるか或いは外部から入力されるコードタイプデータを記憶するコードタイプデータ記憶手段と、所定のコードタイプ毎に上記伴奏データ内の音高データが表す音高を所定の音高に変換するための変換データを予め記憶する変換データ記憶手段と、所定のコードタイプ毎に複数の和音発生用データを予め記憶する和音発生用データ記憶手段と、上記伴奏データ記憶手段から上記伴奏データを順次読み出す伴奏データ読み出し手段と、上記コードタイプデータ記憶手段からコードタイプデータを読み出すコードタイプデータ読み出し手段と、該コードタイプデータ読み出し手段により読み出されたコードタイプデータに応じて上記変換データ記憶手段から変換データを読み出し、当該変換データに基づき上記伴奏データ読み出し手段により読み出された伴奏データの音高データが表す音高を変換して発音データを生成する第1の発音データ生成手段と、上記コードタイプデータ読み出し手段により読み出されたコードタイプデータに応じて上記和音発生用データ記憶手段に記憶された和音発生用データから所定の和音発生用データを択一的に選択し、当該選択した和音発生用データと上記伴奏データ読み出し手段により読み出された伴奏データの音高データ以外のデータとから発音データを生成する第2の発音データ生成手段と、上記第1及び第2の発音データ生成手段により生成された発音データに基づき、伴奏音を発音する発音手段と、上記伴奏データ記憶手段に上記伴奏データと共に予め記憶された制御データ、或いは、外部からの指令に基づき、上記第1及び第2の発音データ生成手段の動作を択一的に切り替える切替手段と、を備えたことを特徴とする電子楽器の自動伴奏装置。
IPC (3件):
G10H 1/36 ,  G10H 1/18 ,  G10H 1/38

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