特許
J-GLOBAL ID:200903094237571720

画像データ2値化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 敬之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-156879
公開番号(公開出願番号):特開平6-004663
出願日: 1992年06月16日
公開日(公表日): 1994年01月14日
要約:
【要約】【目的】 人間の視覚特性に合致した最適な閾値を算出し、その閾値で多値画像データを2値化して、2値画像データを得る。【構成】 2値化誤差算出手段2では、多値画像データを2値化して生じる2値化誤差を各閾値に対する自乗誤差として算出する。一方、複雑度算出手段3では、多値画像データを2値化して得られる2値画像の複雑度を、各閾値に対して求める。この両方から、最適閾値算出手段4では、自乗誤差が最小となる閾値と、複雑度が極小となる閾値を算出し、自乗誤差の最小閾値に最も近い複雑度極小閾値を最適閾値として算出する。その閾値によって多値画像データを2値画像データに2値化する。【効果】 2値化処理後の文字画像や図形画像等において、ノイズや境界部のギザギザの発生を防止することができ、高品質な2値画像が得られる。
請求項(抜粋):
多値画像データをある閾値で2値化する画像データ2値化装置において、前記多値画像データを2値化して生じる2値化誤差を算出する2値化誤差算出手段と、前記多値画像データを2値化して得られる2値画像の複雑度を算出する複雑度算出手段と、前記2値化誤差及び前記複雑度より2値画像が最適となる閾値を算出する最適閾値算出手段と、前記最適閾値によって多値画像データを2値画像データに2値化する2値化手段とを有することを特徴とする画像データ2値化装置。
IPC (3件):
G06F 15/68 320 ,  G06K 9/38 ,  H04N 1/40 103

前のページに戻る