特許
J-GLOBAL ID:200903094239036368

冷中性子集束装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三俣 弘文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-134773
公開番号(公開出願番号):特開平10-332895
出願日: 1998年05月18日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 屈折光学に基づく冷中性子レンズを実現する。【解決手段】 冷中性子屈折レンズ系は薄肉レンズのアレイからなる。レンズホルダ18内に5個の凹レンズ要素11がある。レンズ要素11の数は、各要素11の中性子焦点距離に依存する。全焦点距離はf=f0/nである。ただし、nはアレイ中の要素数であり、f0は単一レンズの焦点距離である。レンズ材料は小さい負の相対屈折率n-n0を有する。ただしnはレンズ材料の屈折率であり、n0は真空の屈折率(=1)である。従って、集束要素は、光波長で集光に用いられる通常の凸レンズではなく、凹レンズとなる。好ましい材料は、冷中性子吸収(本発明の目的では10オングストロームの中性子の吸収として規定される)が10-1バーン以下であり、2200m/secの中性子に対する束縛干渉散乱断面積が3fm以上であるものである。
請求項(抜粋):
0.2〜10nmの範囲の波長を有する中性子ビームを放出する中性子ビーム源と、前記中性子ビームを屈折させることによって中性子を集束させる集束手段とからなる冷中性子集束装置において、前記集束手段は屈折レンズからなり、前記中性子ビーム源と前記屈折レンズは、前記中性子ビームが前記屈折レンズを通ることにより屈折して集束するように配置されることを特徴とする冷中性子集束装置。
IPC (2件):
G21K 1/00 ,  H05H 3/00
FI (2件):
G21K 1/00 N ,  H05H 3/00
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特表平2-501338
  • 特開平2-027299
  • 特開昭62-163000
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