特許
J-GLOBAL ID:200903094239630367

三相変圧器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-216913
公開番号(公開出願番号):特開平8-083721
出願日: 1994年09月12日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 高圧リードをタンクに設けられた貫通穴から引き出す構成、および水平方向に複数分割構成されたタンクからなる三相変圧器においても、漏れ磁束を磁気シールドで確実に収束してタンクの局部温度上昇を回避することのできる、低損失で構造の簡単な三相変圧器を提供する。【構成】 タンク4は、一組の低圧巻線2と高圧巻線3を各主脚に巻装した三脚鉄心1を収納し、三相分の巻線に対向するタンク壁の中央部にはタンク4を貫通する貫通穴8を設けている。巻線からの高圧リード7は貫通穴8からタンク4外部へ引き出される。また、方向性けい素鋼板のような磁束を通しやすいと材質による磁気シールド5は、高圧リード7および貫通穴8を避け、低圧巻線2と高圧巻線3の端部間の長さの軸長を有しつつその軸方向を巻線配置方向に且つタンク内壁面上下方向に分離して並列配置される。
請求項(抜粋):
タンク内に配置された複数の鉄心脚の外周囲に各々巻線された巻線を収納して成る三相変圧器において、前記複数の巻線が配置される方向に延びる軸長を有し且つこの軸長が少なくとも両端に位置する巻線の端部間の長さを有する複数の磁気シールド板を備え、これら複数の磁気シールド板をその軸方向を前記巻線配置方向に向け且つ前記タンク内壁面上下方向に分離して並列配置したことを特徴とする三相変圧器。

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