特許
J-GLOBAL ID:200903094242502230

電動機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-303147
公開番号(公開出願番号):特開平8-149748
出願日: 1994年11月11日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 小型化・高速回転化の対応が図れ,流体潤滑剤の漏出や枯渇のない高精度な軸受支持を維持することができる信頼性の高い電動機を得ること。【構成】 ハウジング1と、ハウジング1に固定された軸部材2と、軸部材2に対して相対回転支持されるロータ3と、軸部材2とロータ3との間に介在された流体潤滑剤による動圧軸受手段とを具備し、流体潤滑剤の漏出防止を行なうため、動圧軸受手段の両端部に、軸部材2とロータ3との半径方向間隙部が電動機外方に従い大きくなるテーパ状間隙部が設けられたテーパシール構造を有する電動機である。
請求項(抜粋):
ハウジングと、該ハウジングに固定された軸部材と、該軸部材に対して相対回転支持されるロータと、前記軸部材と前記ロータとの間に介在された流体潤滑剤による動圧軸受手段とを具備し、前記流体潤滑剤の漏出防止を行なうため、前記動圧軸受手段の両端部に、前記軸部材と前記ロータとの半径方向間隙部が電動機外方に従い大きくなるテーパ状間隙部が設けられたテーパシール構造を有する電動機であって、前記軸部材には、半径方向外方へ全周にわたり突出したスラストプレートが設けられ、前記ロータは、前記軸部材に回転自在に支持されたスリーブと、前記スラストプレートを覆うスラストカバーとを含み、前記スリーブと前記軸部材との間にラジアル軸受部が設けられ、前記スリーブの端部と前記スラストプレートとの間、及び前記スラストカバーと前記スラストプレートとの間に、夫々、スラスト軸受部が設けられており、前記スラストプレートと前記スリーブとの半径方向間隙は、前記テーパシール構造の最大間隙よりも小さく設定され、前記スラストプレートの外周端部側には、前記スリーブ及び前記スラストカバーによって規定された実質上一定間隙の環状間隙が設けられ、該環状間隙には、さらに大きい凹部がスリーブ側に設けられ、前記凹部は気室とし、該凹部の気室圧力を電動機外部の気圧と実質上等しくさせるための連通孔が設けられた、ことを特徴とする電動機。
IPC (3件):
H02K 7/08 ,  H02K 5/167 ,  H02K 21/22

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