特許
J-GLOBAL ID:200903094246426872

排気ガスセンサの素子温度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 高橋 英樹 ,  高田 守 ,  大西 秀和 ,  小泉 康男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-243380
公開番号(公開出願番号):特開2009-074884
出願日: 2007年09月20日
公開日(公表日): 2009年04月09日
要約:
【課題】本発明は、排気ガスセンサの素子温度制御装置に関し、高電圧印加処理が施されたセンサ素子にインピーダンス特性の初期的変化が生ずる場合であっても、センサ素子の温度を高精度に制御することを目的とする。【解決手段】高電圧印加処理が施された排気ガスセンサは、未処理センサと比べ、センサ素子のインピーダンスが初期に大きく変化する。この素子インピーダンスの初期的変化は、センサ素子が受ける熱ストレスによって進行する。素子インピーダンスに基づいて素子温度を制御する上で、上記初期的変化の影響を排除するため、排気ガスセンサが受ける熱ストレスに相関する熱ストレスパラメータを取得し、この熱ストレスパラメータに基づいてセンサ素子が受けた総熱ストレス量に相関する熱的履歴パラメータを算出する。その熱的履歴パラメータの増加に伴って目標インピーダンスが大きくなるように補正する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
酸素イオン伝導性の固体電解質よりなる固体電解質層と、該固体電解質層を挟んで対向するように設けられた二つの電極とを有するセンサ素子を備える排気ガスセンサの素子温度を制御する装置であって、 前記センサ素子を加熱するヒータと、 前記センサ素子のインピーダンスを検出するインピーダンス検出手段と、 前記センサ素子の温度を目標温度とするべく、前記インピーダンス検出手段により検出されるインピーダンスが目標インピーダンスに近づくように前記ヒータへの通電を制御するヒータ制御手段と、 前記センサ素子が受ける熱ストレスに相関するパラメータである熱ストレスパラメータを取得する熱ストレスパラメータ取得手段と、 前記熱ストレスパラメータに基づいて、前記センサ素子が受けた総熱ストレス量に相関する熱的履歴パラメータを算出する熱的履歴パラメータ算出手段と、 前記センサ素子のインピーダンス特性の初期的変化の影響を排除するべく、前記熱的履歴パラメータの増加に伴って前記目標インピーダンスが大きくなるようにする補正を行う目標インピーダンス補正手段と、 を備えることを特徴とする排気ガスセンサの素子温度制御装置。
IPC (2件):
G01N 27/41 ,  G01N 27/26
FI (3件):
G01N27/46 325Q ,  G01N27/26 371A ,  G01N27/26 391B
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (10件)
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