特許

J-GLOBAL ID：200903094249696650

誘電体磁器組成物の製造方法および製造された誘電体磁器組成物を用いたセラミックコンデンサ

発明者： 鵜沼 英郎 ,  飯澤 真智子
出願人/特許権者： 日本ケミコン株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-074356
公開番号（公開出願番号）：特開2004-277262
出願日： 2003年03月18日
公開日（公表日）： 2004年10月07日
要約：

【課題】チタン酸バリウム粉体に添加物をむら無く被覆することにより、誘電体層での成分の局在を防止することのできる誘電体磁器組成物を得る。【解決手段】水溶性イットリウム塩と尿素を溶解した水溶液に、チタン酸バリウム粒子を投入してチタン酸バリウム懸濁液を得、その後チタン酸バリウム懸濁液を70°C以上に加熱することにより、均一沈殿法により、チタン酸バリウム粉体の表面に付着するように水酸化イットリウムを沈殿させる。さらに、沈殿反応終了後に、沈殿物を空気中もしくは酸化性雰囲気中で660°C以上1000°C未満の温度で焼成し、水酸化イットリウムを酸化イットリウムとする工程により、酸化イットリウムで被覆したチタン酸バリウム粉体を誘電体磁器粉末として得る。【選択図】 なし

請求項（抜粋）：

水溶性イットリウム塩と尿素を溶解した水溶液に、チタン酸バリウム粒子を投入してチタン酸バリウム懸濁液を得る工程と、 該チタン酸バリウム懸濁液を70°C以上に加熱することにより、前記チタン酸バリウム粉体の表面に付着するように水酸化イットリウムを沈殿させる工程と、 沈殿反応終了後に、沈殿物を空気中もしくは酸化性雰囲気中で660°C以上1000°C未満の温度で焼成し、水酸化イットリウムを酸化イットリウムとする工程により、 酸化イットリウムで被覆したチタン酸バリウム粉体を誘電体磁器粉末として得ることを特徴とする誘電体磁器組成物の製造方法。

IPC (3件)：

C04B35/46 ,  C04B35/628 ,  H01G4/12

FI (3件)：

C04B35/46 D ,  H01G4/12 358 ,  C04B35/00 B

Fターム (22件)：

4G030AA10 ,  4G030AA12 ,  4G030AA16 ,  4G030BA09 ,  4G030GA07 ,  4G031AA06 ,  4G031AA08 ,  4G031AA11 ,  4G031BA09 ,  4G031GA01 ,  5E001AB03 ,  5E001AE02 ,  5E001AE03 ,  5G303AA01 ,  5G303AB02 ,  5G303AB14 ,  5G303BA12 ,  5G303CA01 ,  5G303CB03 ,  5G303CB35 ,  5G303CB40 ,  5G303DA06