特許
J-GLOBAL ID:200903094250143788

匂い検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西野 卓嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-108330
公開番号(公開出願番号):特開平6-317511
出願日: 1993年05月10日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、匂いの濃度乃至強度以外の条件の変動が匂い検知体の固有特性に与える影響を、匂い検知体の固有特性の差を求めることによって相殺することができると共に、良質の無臭空気が得られない場合においても、精度良く匂いの濃度乃至強度を測定することができる匂い検知装置を提供することを目的とする。【構成】 本発明の匂い検知装置は、高温用匂い検知体、低温用匂い検知体に夫々付着乃至吸着することによって変化する固有特性、具体的には周波数の差を測定手段が測定し、一方演算手段は該固有特性の差に基づいて、記憶手段に記憶格納されている相関関係に従って匂い成分の濃度を求めることを特徴とする。
請求項(抜粋):
高温状態で匂い成分を付着乃至吸着する高温用匂い検知体を備えた高温用匂い検知手段と、上記高温用匂い検知体を高温状態に設定する高温用温度制御手段と、低温状態で匂い成分を付着乃至吸着する低温用匂い検知体を備えた低温用匂い検知手段と、上記低温用匂い検知体を低温状態に設定する低温用温度制御手段と、上記高温用匂い検知体、及び低温用匂い検知体の有する固有特性の差を測定する測定手段と、上記固有特性の差と匂い成分の濃度との相関関係を予め記憶格納しておく記憶手段と、該記憶手段に記憶格納されている相関関係に基づいて匂い成分の濃度を求める演算手段と、を具備し、上記測定手段は上記高温用匂い検知体、低温用匂い検知体に付着乃至吸着することによって変化する固有特性の差を測定し、上記演算手段は該固有特性の差に基づいて、上記記憶手段に記憶格納されている相関関係に従って匂い成分の濃度を求めることを特徴とする匂い検知装置。
IPC (2件):
G01N 5/02 ,  G01N 27/00

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