特許
J-GLOBAL ID:200903094250960182

芳香族化合物の反応

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-518779
公開番号(公開出願番号):特表2001-521913
出願日: 1998年11月05日
公開日(公表日): 2001年11月13日
要約:
【要約】不混和性反応剤と芳香族化合物を反応させる方法は、本質的に反応物の層流が発生するように、10〜1000μmの幅を有する流路に沿って反応物が通過することを含む。反応は、相と相との間の界面を横断して、未反応の芳香族化合物と反応剤との大幅な混合無しに、発生する。1つの好ましい反応は、ニトロ化剤を含む第2相に、有機芳香族化合物を含む第1相を反応させて、出発相と異なる化学組成を有する2つの新相を生成することを含むニトロ化反応である。生成された水性相および有機相は、最小の汚染しか発生しないように、理想的に分離される。このタイプの反応の別の例は、スルホン化剤として硫酸を使用して芳香族化合物をスルホン化することを含む。芳香族化合物は、反応において緩慢に消費されて、単一の水性相をもたらす。
請求項(抜粋):
反応剤と芳香族化合物を反応させる方法であって、前記方法は、前記芳香族化合物のための第1の流路と、前記反応剤のための第2の流路とを提供することを含み、前記反応剤は、前記芳香族化合物と不混和性であり、前記流路は、前記芳香族化合物と前記反応剤が互いに接触することが可能である領域内で互いに連通し、少なくとも前記領域内で、前記芳香族化合物の流れと、前記反応剤の流れとが、本質的に層流であり、安定し開いている界面が、2つの前記流れの間に形成されように、それぞれ第1の流路および第2の流路を通過させて前記芳香族化合物および前記反応剤を流れさせることを含み、前記界面内の少なくとも第1の流路は、10〜1000マイクロメータの範囲の、界面に対して垂直な幅を有し、これにより、前記芳香族化合物の少なくとも一部が、前記反応剤と反応することを可能にさせ、かつ前記領域から、反応された前記芳香族化合物と、前記反応剤とを流出させることを含み、前記反応は、未反応の前記芳香族化合物と、前記反応剤との実質的な混合無しに行われる方法。
IPC (4件):
C07C201/08 ,  B01J 19/00 ,  C07B 61/00 ,  C07C205/06
FI (4件):
C07C201/08 ,  B01J 19/00 Z ,  C07B 61/00 B ,  C07C205/06
Fターム (19件):
4G075AA13 ,  4G075AA62 ,  4G075AA63 ,  4G075BA10 ,  4G075BD15 ,  4G075BD22 ,  4G075BD26 ,  4G075CA57 ,  4H006AA02 ,  4H006AC51 ,  4H006AC61 ,  4H006BA36 ,  4H006BC10 ,  4H006BC30 ,  4H006BC40 ,  4H006BD80 ,  4H006BD81 ,  4H006BE02 ,  4H006BE03

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