特許
J-GLOBAL ID:200903094251721114

溶接線倣い制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-292433
公開番号(公開出願番号):特開平6-087077
出願日: 1983年08月26日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】本発明は上記の点に鑑みて成されたものであり、その目的とするところはアークの安定度が低い条件下においても、追従性の良好な溶接線倣い制御装置を得ることにある。【構成】上記したように、アーク切れが発生すると、溶接トーチのアークに対応する電気量は、定常溶接時のそれに比べ大きく変化する。本発明はこの点に着目して成されたものであり、その特徴とするところは、溶接トーチのアークに対応する電気量をY軸積分器26で求め、基準値設定器25の出力との偏差(増幅器33の出力)を監視し、当該偏差が予定値△Iを越えることにより、リミッタ回路35で溶接線と溶接トーチとの相対的な修正移動を制限することにある。【効果】以上の説明から明らかなように、本発明によればアーク切れが生じてもこれによる偏差は無効とされるため、アークの安定度が低い条件下においても、追従性の良好な溶接線倣い制御装置を得ることができる。
請求項(抜粋):
溶接線に倣って溶接トーチとワークを相対的に移動制御する移動制御手段と、前記溶接トーチに溶接電力を供給する電力供給手段と、前記電力供給手段から前記溶接トーチに供給されるアーク電流を検出し、当該検出された電流と所定の基準量との偏差に対応した所定の修正量を前記移動制御手段に印加して溶接トーチの位置を修正制御手段を備えた溶接線倣い制御装置において、前記偏差が予定値を越えることにより前記修正量を制限する制御手段を備えたことを特徴とする溶接線倣い制御装置。
IPC (2件):
B23K 9/127 507 ,  B23K 9/127
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-046870

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