特許
J-GLOBAL ID:200903094252355251
ウィルス防御方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-261336
公開番号(公開出願番号):特開平6-110718
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月22日
要約:
【要約】【目的】ウィルス感染の範囲を推定すると共に、感染したプログラムを元に戻すウィルス防御方式を実現する。【構成】バージョン管理手段4によるバージョン管理によって、既存のファイルを損なうことなくファイル変更が行なわれる。よって、いつでもウィルス感染等によって変更が加えられたバージョンを削除し、前の状態に戻すことができる。また、依存保持手段3が管理しているクライアント間のファイルの依存関係およびファイルアクセスの履歴を用いることにより、ウィルス感染の可能性のあるファイルを必ずシステム管理者に警報できるとともに、その検査結果に基づいてバージョンをもとに戻しているので、ウィルスが感染したバージョンは必ず削除される。よって、ウィルス感染を完全に防御できる。
請求項(抜粋):
ファイルアクセスを要求する複数のクライアントと、これら各クライアントからのファイルアクセスに応じてファイルアクセスを行うサーバとから構成されるクライアント/サーバシステムにおいて、前記サーバは、前記各クライアントからのアクセス要求に従って、前記複数のクライアントのファイルアクセスの履歴およびクライアント間におけるファイルアクセスの依存関係を管理する第1の管理手段と、前記各クライアントからのファイル変更要求に応じて変更対象ファイルのバージョンを追加作成し、各ファイル毎にバージョンを管理する第2の管理手段と、前記第1の管理手段で管理されているファイルアクセスの履歴を解析してウィルス検査の必要性の有無を検出すると共に、前記クライアント間におけるファイルアクセスの依存関係に従って検査対象のファイルおよびクライアントを追跡する解析手段と、所定のウィルス検査の結果にしたがって前記各ファイル毎に不要バージョンを削除する手段とを具備することを特徴とするクライアント/サーバシステムのウィルス防御方式。
IPC (3件):
G06F 11/00 310
, G06F 9/06 410
, G06F 12/00 531
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