特許
J-GLOBAL ID:200903094256765390
バタフライ弁
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-168615
公開番号(公開出願番号):特開平11-013897
出願日: 1997年06月25日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】 弁体を小開度で保持した絞り運転で使用しても、キャビテーションの発生を抑制できるバタフライ弁を提供する。【解決手段】 中空弁体1の外周部に中空部1Aと弁箱2の内部とを連通させる複数個の連通孔12,12......を貫設し、上弁棒3Aに大気導入通路13を設ける。中空弁体1を小開度で保持することで、外周部における水の流れFの下流側に面する部位の圧力が低下するのに伴って、各連通孔12に装入されている逆止弁14を弁開させ、ついで大気導入通路13に装入されている逆止弁14を弁開させることにより、大気導入通路13→中空弁体1の中空部1A→複数個の連通孔12,12......の経路で弁箱2内への大気を導入して、キャビテーションの発生を抑える。
請求項(抜粋):
弁体が弁箱の軸線に交差する軸線を有する弁棒に取付けられて、該弁棒とともにその軸まわりに回転可能に弁箱に収容され、前記弁体の回転によって該弁体の外周部が弁箱の内面に接離して開閉を行うように構成されたバタフライ弁において、前記弁体の外周部に該弁体の内部に形成された大気連通部と弁箱の内部とを連通させる連通孔が貫設され、前記弁棒に大気を前記大気連通部に導入する大気導入通路が設けられているとともに、前記連通孔と前記大気導入通路の少なくともいずれか一方に、前記弁体を小開度よりも大きい開度で保持している時に前記弁箱を通過する液体の圧力により弁閉されて、弁箱内通過液体の外部漏洩を阻止し、かつ前記弁体を小開度で保持している時に前記小開度絞り部を高速で通過する液体の圧力低下に伴って弁開されて、前記大気導入通路、前記大気連通部、前記連通孔の経路による弁箱内への大気導入を許容する逆止弁が設けられていることを特徴とするバタフライ弁。
IPC (3件):
F16K 1/22
, F16K 15/04
, F16K 47/02
FI (4件):
F16K 1/22 Q
, F16K 1/22 D
, F16K 15/04 D
, F16K 47/02 E
引用特許:
審査官引用 (1件)
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止水弁
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-046677
出願人:三菱重工業株式会社
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