特許
J-GLOBAL ID:200903094256789841

バリア性複合フィルムおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鍬田 充生 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-113082
公開番号(公開出願番号):特開平8-336927
出願日: 1996年04月09日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【課題】 基材フィルムに無機質層を形成した複合フィルムにおいて、レトルト処理などの過酷な条件に晒しても、密着性およびバリア性の低下を抑制する。【解決手段】 基材フィルムの少なくとも一方の面を、(A)塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体などの塩素含有樹脂と、(B)ポリイソシアネート化合物と、(C)ガラス転移温度-10〜20°Cを有し、前記ポリイソシアネート化合物に対して実質的に非反応性の飽和ポリエステル樹脂とを含むアンカーコート層で被覆した後、ケイ素酸化物などの無機質層で被覆する。(C)成分には、水酸基価0〜15mgKOH/g又は酸価0〜10mgKOH/gの非結晶性飽和ポリエステルが含まれる。アンカーコート層の成分の割合は、(A)成分100重量部に対して(B)成分10〜500重量部、(C)成分1〜50重量部程度である。前記無機質層又は基材フィルムの他方の面には、バリア性樹脂層やヒートシール層を形成してもよい。
請求項(抜粋):
アンカーコート層を介して、基材フィルム層の少なくとも一方の面に無機質薄膜層が形成された複合フィルムであって、前記アンカーコート層が、(A)塩素含有樹脂と、(B)ポリイソシアネート化合物と、(C)ガラス転移温度-10〜20°Cを有し、前記ポリイソシアネート化合物に対して実質的に非反応性の飽和ポリエステル樹脂で構成されているバリア性複合フィルム。
IPC (8件):
B32B 9/00 ,  B32B 27/00 ,  B32B 27/06 ,  B32B 27/36 ,  C08K 5/29 ,  C08L 27/06 KHJ ,  C08L 27/06 LFK ,  C08L 67/00 LPA
FI (8件):
B32B 9/00 A ,  B32B 27/00 H ,  B32B 27/06 ,  B32B 27/36 ,  C08K 5/29 ,  C08L 27/06 KHJ ,  C08L 27/06 LFK ,  C08L 67/00 LPA
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-086539
  • 特開平3-231838
  • 特開平3-086539
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