特許
J-GLOBAL ID:200903094259141435

密閉型回転圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-164221
公開番号(公開出願番号):特開平8-028476
出願日: 1994年07月15日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】【目的】 電動機の回転子への組み付けが容易で、油分離性能に優れた油分離装置を具備し、安定した冷却能力と、ケーシング内部に充分な潤滑油を確保して円滑な作動を維持できる密閉型回転圧縮機を提供する。【構成】 回転子24の永久磁石29を埋め込んだ積層鉄心30に冷媒通過孔34を貫通形成すると共に、該鉄心30上面にカシメピン36で油分離板35を固定し、その下面に設けた放射状のスペーサ部46により形成される油分離空間45に冷媒ガスとミスト状オイルが冷媒通過孔34を通って入り、外周部の開口部より流速が弱められて分散吐出し、効率良く分離され、油はケーシングに溜り、冷媒ガスのみ外部に吐出供給される。
請求項(抜粋):
ケーシングの内底部をオイル溜めとすると共に、該ケーシング内に回転圧縮機要素を下部に配置する一方固定子と積層鉄心に設けた突部に永久磁石を埋め込んだ回転子とからなる電動機要素を上部に配置し、前記回転圧縮機要素から吐出したガス冷媒が前記電動機要素を通過して前記ケーシングの上部に設けた吐出口から外部の冷凍回路に吐出される密閉型回転圧縮機において、前記ガス冷媒とミスト状のオイルを通すよう前記回転子の積層鉄心に上下方向に貫通形成された複数の冷媒通過孔と、前記冷媒通過孔の出口の上方に配され、前記回転子の上面との間に油分離空間を形成するための複数のスペーサ部を放射状に備えた非磁性材からなる油分離板と、前記油分離板のスペーサ部に貫挿され、該油分離板を前記回転子に固定する固定部材を通すために前記積層鉄心に上下方向に貫通形成された挿通孔とを備えたことを特徴とする密閉型回転圧縮機。
IPC (2件):
F04C 29/02 351 ,  F04C 29/00

前のページに戻る