特許
J-GLOBAL ID:200903094259908329

共振形インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-244089
公開番号(公開出願番号):特開平7-107748
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1995年04月21日
要約:
【要約】【目的】 導通損失を発生する原因である各共振サイクルでの共振初期電流の立ち上げをを行うことなく、運転することのできる共振形インバータ装置を提供することを目的とする。【構成】 主回路のインバータ部7を構成するスイッチング素子5のオン・オフパターン切換時に起こる負荷電流Io の変動分△Io (<0)によりクランプコンデンサ11のチャージアップを行い、高負荷時にはクランプコンデンサ電圧を維持しつつZVS(零電圧スイッチング)を行い、軽負荷時にはクランプコンデンサ電圧を下げ共振回路4に流れる共振電流を抑える。
請求項(抜粋):
直流電圧源と、この直流電圧源に並列に接続されたリアクトルおよびコンデンサから構成され、前記コンデンサの両端に共振直流電圧を発生させる共振回路と、ブリッジ接続された複数個の主スイッチング素子から構成され、前記共振直流電圧を交流電圧に変換するインバータ部と、このインバータ部の各主スイッチング素子を所定のパターンでスイッチングさせて、インバータ部の出力する交流電圧を制御する出力制御手段とを有し、前記インバータ部の出力により誘導電動機を駆動する共振形インバータ装置において、前記リアクトルに並列に接続されたコンデンサおよびスイッチング素子の直列回路と、この直列回路に流れる電流を検出する電流検出手段と、この電流検出手段が検出した検出電流に基づいて、前記直列回路を構成する前記スイッチング素子のオン・オフ動作を制御するスイッチング素子制御手段と、前記直列回路のコンデンサ電圧を検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段の出力する検出電圧、前記スイッチング素子制御手段の出力および前記電流検出手段の出力する検出電流に基づいて、前記インバータ部を構成する前記主スイッチング素子のオン・オフパターンの切り換えタイミングを与える信号を発生し、前記誘導電動機の負荷率が大きい場合には前記共振直流電圧が零となる期間でオン・オフパターンの切り換えを行い、前記負荷率が小さい場合には前記共振直流電圧が低電圧極小値となる期間でオン・オフパターンの切り換えを行うタイミング信号発生手段とを備えたことを特徴とする共振形インバータ装置。
IPC (3件):
H02M 7/48 ,  H02M 7/523 ,  H02P 7/63 302

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