特許
J-GLOBAL ID:200903094263587103

電動ポンプ式動力舵取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-068279
公開番号(公開出願番号):特開平5-270427
出願日: 1992年03月26日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】 動力舵取装置において、ベーンポンプの吐出開始回転速度のばらつきによる操舵フィーリングのばらつきをなくする。【構成】 手動トルクに応じて作動するサーボ弁12を介してパワーシリンダ15に作動流体を供給するポンプ20は、ベーン26を保持するロータ25のスリット25aの根元側に吐出室34内の圧力を導入する形式のベーンポンプであり、電子制御装置45により演算された車速等の走行状態に応じた電圧が印加されて回転速度が制御される電気モータ40により駆動される。電圧制御手段45aはベーン26の先端がカムリング23の内周面に確実に当接するロータ25の回転速度が得られる以上の電圧まで所定の短時間電気モータ40に印加する電圧を増大させる。
請求項(抜粋):
アシスト力を発生するパワーシリンダと、印加される電圧の増大に応じて回転速度が増大する電気モータにより駆動されて前記パワーシリンダに作動流体を供給するポンプと、前記パワーシリンダとポンプの間に設けられ操舵ハンドルに加わる手動トルクに応じて作動して前記パワーシリンダの作動室への作動流体の給排を制御するサーボ弁と、車速等の走行状態に応じた電圧を演算して前記電気モータに印加する電子制御装置を備え、前記ポンプは、放射状に形成した多数のスリット内に半径外方に突出するベーンをそれぞれ摺動可能に保持したロータをハウジングにより回転可能に軸支し、前記ハウジングに設けたカムリングの内周面と前記ロータの間に前記ベーンにより区画された複数のポンプ室を形成してロータの回転に伴う同ポンプ室の容積の変化により吸入室内の作動流体を吐出室に送り込むと共にこの吐出室内の圧力を前記各スリット内の根元側に導入してなる電動ポンプ式動力舵取装置において、前記電子制御装置は、前記ベーンの先端が前記カムリングの内周面に確実に当接する前記ロータの回転速度が得られる以上の電圧まで所定の短時間前記電気モータに印加する電圧を増大させる電圧制御手段を備えたことを特徴とする電動ポンプ式動力舵取装置。
IPC (2件):
B62D 6/02 ,  F04C 2/344 341
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭57-204879

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