特許
J-GLOBAL ID:200903094265526160

符号整合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤井 敬史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-055267
公開番号(公開出願番号):特開平6-006295
出願日: 1992年03月13日
公開日(公表日): 1994年01月14日
要約:
【要約】【目的】 複数種類のコーデックを有する移動端末Aと単一種類のコーデックしか持たない移動端末Bが混在する移動通信システムにおいて、通信品質劣化を生じさせることなく移動端末Aと移動端末Bとの間の通信を可能とする新規な方法を提供する。【構成】 複数種類のコーデックを有する移動端末Aと単一種類のコーデックしか持たない移動端末Bと交換局が存在し、移動端末Aは呼接続時に使用するコーデック種別を交換局に伝送し、交換局はそのコーデック種別が通信相手となる移動端末Bが具備するコーデックと異なる場合には、このコーデックと同一のコーデックを用いるように移動端末Aに指令を与え、移動端末Aはこれを受けて移動端末Bと同一のコーデックを用いて通信回線を接続する。
請求項(抜粋):
1又は複数の種類のコーディックを有する複数の無線端末と複数の種類の符号変換を行う複数のコーディックと無線端末との情報を送受する制御回路を有する複数の交換局と各無線端末のもつコーディック種別を蓄積した記憶装置で構成され、無線端末と交換局を無線通話回線及び無線制御回線で接続し、交換局間を通話回線及び通話制御回線で接続し、交換局と記憶装置を制御回線で接続した無線通信システムにおいて、無線端末に、コーディック種別を交換局に対し通知する第一の手段と複数のコーディックのうちコーディックを切り換える第二の手段を設け、交換局に、無線端末からのコーディック種別を分析する第三の手段と前記記憶装置を検索し、無線端末が使用可能なコーディックの種別を判定する第四の手段と、無線端末に対して、無線端末が使用すべきコーディックの種別を指定する第五の手段を設け、発信側の無線端末から交換局に他の無線端末への通信要求があった場合に、無線端末が、第一の手段により使用するコーディックの種別を交換局に通知し、その交換局は、第三の手段により発信無線端末が要求してきたコーディックの種別を認識した後、第四の手段により得た発信側及び着信側の無線端末が使用可能なコーディックの種別とを比較し、共通に使用できるコーディック種別を決定し、第五の手段により両無線端末に対してその決定したコーディックの種別を通知し、通知を受けた両無線端末は、第二の手段により無線端末のコーディックを選択することにより、 そのコーディックを同一にし、無線端末間で通信を行うことを特徴とする符号整合方法。

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