特許
J-GLOBAL ID:200903094268725954

電気自動車用モータの電流制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-156884
公開番号(公開出願番号):特開平7-015810
出願日: 1993年06月28日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 電気自動車の走行性能を低下させることなくバッテリの消費電力を抑制し、走行距離を確保する。【構成】 切換スイッチ17が第1の電流制限値設定回路14側に切換えられているとき、モータ電流の検出信号と第1の電流制限値に対応する第1の基準信号との比較結果に応じて電流制限回路12が作動させられ、PWM回路9から出力されるパルス信号が変調されてモータ電流が第1の電流制限値より大きくならないよう制限される。一方、切換スイッチ17を第2の電流制限値設定回路15側に切換えているときには、モータ電流の検出信号と第2の電流制限値に対応する第2の基準信号との比較結果に応じて電流制限回路12が作動させられるとともに、第2の電流制限値が初期値から所定の勾配をもって増大させられ、この第2の電流制限値よりモータ電流が大きくならないよう制限される。
請求項(抜粋):
アクセル踏込み量に応じてバッテリからモータへ流す電流を制御する電気自動車用モータの電流制御装置において、前記モータに流す電流を断続し、前記モータの電流を制限する電流制限回路(12)と、前記モータに流れる電流を検出し、検出電流値に応じた検出信号を出力する電流検出回路(13)と、前記電流検出回路(13)からの検出信号と第1の電流制限値に対応して固定した第1の基準信号との比較結果に応じて前記電流制限回路(12)を作動させ、前記モータに流す電流を前記第1の電流制限値以下とする第1の電流制限値設定回路(14)と、前記電流検出回路(13)からの検出信号と第2の電流制限値に対応して変化する第2の基準信号との比較結果に応じて前記電流制限回路(12)を作動させ、前記モータに流す電流を前記第2の電流制限値以下とする第2の電流制限値設定回路(15)と、前記第2の電流制限値設定回路(15)からの出力信号により、前記第2の電流制限値設定回路(15)における前記第2の電流制限値を、初期値から所定の値まで暫増させる電流制限値暫増回路(16)と、前記第1の電流制限値設定回路(14)と前記第2の電流制限値設定回路(15)とを切換えて前記電流制限回路(12)に接続する切換スイッチ(17)とを備えたことを特徴とする電気自動車用モータの電流制御装置。

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