特許
J-GLOBAL ID:200903094282042746

油圧制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-149977
公開番号(公開出願番号):特開平5-321968
出願日: 1992年05月18日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】 調圧弁を備えた大容量の油圧制振装置を可及的に小形に構成する。【構成】 単一の弁室20内に、第1及び第2の調圧弁17,19を同一軸線上に相対向して設け、この第1及び第2の調圧弁17,19の弁体22,23間に、両弁体22,23を離れる方向に付勢して夫々油通路13,15を閉じるための調圧ばね24を介設することにより、調圧弁17,19の小形、軽量化を図る。シリンダ7を密閉ケース6内に収容し、油室8をシリンダ7と密閉ケース6との間に設けて装置全体の小形、軽量化を図ると共に、機構部を作動油につけることにより、油で油圧抵抗を得る他に、潤滑、防錆を図る。
請求項(抜粋):
支持体または被支持体に連結され、内部に油を容したシリンダと、被支持体または支持体に連結され、前記シリンダに出入り自在に挿入されたピストンロッドと、このピストンロッドに固定され、前記シリンダ内を第1及び第2の圧力室に区画するピストンと、第1及び第2の油通路を介して前記第1の圧力室に連通すると共に、第3及びないし第4の油通路を介して前記第2の圧力室に連通する油室と、前記第1の圧力室から前記油室に向かう油の流れを阻止すべく前記第1の油通路に設けられた第1の逆止弁と、前記油室から前記第1の圧力室に向かう油の流れを阻止すべく前記第2の油通路に設けられた第1の調圧弁と、前記第2の圧力室から前記油室に向かう油の流れを阻止すべく前記第3の油通路に設けられた第2の逆止弁と、前記油室から前記第2の圧力室に向かう油の流れを阻止すべく前記第4の油通路に設けられた第2の調圧弁と、を具備し、前記第1及び第2の調圧弁を前記第1及び第2の圧力室内の油圧に応じて開くことにより、前記ピストンの移動速度とその移動に対する油圧抵抗とを比例させるようにした油圧制振装置において、吸排油通路を介して前記油室に連通すると共に前記第2及び4の油通路を介して前記第1及び第2の圧力室に連通する単一の弁室内に、前記第1及び第2の調圧弁が同一軸線上に相対向して設けられ、この第1及び第2の調圧弁の弁体間に、両弁体を離れる方向に付勢して夫々前記第2及び4の油通路を閉じるための調圧ばねが介設されていることを特徴とする油圧制振装置。
IPC (4件):
F16F 9/14 ,  F16F 9/32 ,  F16L 3/20 ,  F16L 3/215

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