特許
J-GLOBAL ID:200903094285209757

電圧制御発振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-138210
公開番号(公開出願番号):特開平10-098356
出願日: 1997年05月28日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】 周期ジッタを抑制する。【解決手段】 インバータ20・(n+1)の出力のレベルは常にハイレベルである。この出力が、差動増幅器35、PMOS23・(n+1)、およびPMOS22・(n+1)で構成される負帰還ループの働きにより、外部から入力される基準電位Vrefと同一の値に保持される。電流制御遅延回路26・1〜n、およびレプリカ回路36は、互いに同一に構成されるので、インバータ20・1〜nのハイレベルの出力も、基準電位Vrefと同一の値に保持される。すなわち、インバータ20・1〜nの出力は、接地側電源線12の電位と基準電位Vrefとの間を遷移する。このため、電源線11,12の間の電圧の変動に由来するクロック信号VOUTの周期ジッタが抑制される。
請求項(抜粋):
出力される信号の周波数が入力電圧信号に応じて可変である電圧制御発振器において、循環的に縦続接続され、互いに同一に構成されるn(n=奇数)個の第1ないし第nインバータと、前記第1ないし第nインバータと同一に構成され、入力が一方電源線に接続された第(n+1)インバータと、互いに同一に構成され、他方電源線と前記第1ないし第(n+1)インバータの電源入力端との間にそれぞれ介挿され、制御信号に応じた大きさの電流を供給する第1ないし第(n+1)電流源と、前記入力電圧信号に応じて前記制御信号を前記第1ないし第(n+1)電流源へ供給する電流制御回路と、互いに同一に構成され、前記第1ないし第(n+1)インバータの前記電源入力端と、前記一方電源線との間にそれぞれ介挿されており、導通することによって前記第1ないし第(n+1)電流源の電流をバイパス可能な第1ないし第(n+1)バイパス回路と、前記第(n+1)インバータの出力と前記一方電源線との電位差が、前記他方および一方電源線の間の電圧よりも小さく設定された所定値を超えると、前記第1ないし第(n+1)バイパス回路を導通させることによって、前記電位差を前記所定値に保持するバイパス制御回路と、を備えることを特徴とする電圧制御発振器。
IPC (3件):
H03K 3/354 ,  H03K 3/03 ,  H03L 7/099
FI (3件):
H03K 3/354 B ,  H03K 3/03 ,  H03L 7/08 F

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