特許
J-GLOBAL ID:200903094286157009

鉄系材料と高力黄銅合金を接合する方法及びその方法 で接合した複合材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恒田 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-244701
公開番号(公開出願番号):特開平11-058034
出願日: 1997年08月25日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 鋳込溶着法又は固体接合法において、鉄系材料と高力黄銅合金とをインサートを用いることなく直接接触させ、しかも、その間に脆弱な金属間化合物層が発生しないために、充分な接合強度が得られる鉄系材料と高力黄銅合金を接合する方法及びその方法で接合した複合材を提供する。【解決手段】 機械部品や摺動部品の本体としての鉄系材料に、耐食性、耐摩耗性、耐焼付性の良好な高力黄銅合金を接合させる際、それに用いる高力黄銅合金の化学成分について、Al;3%以下、Zn;15〜50%、残部Cuとなし、接合面に酸素が介在しないよう窒素やアルゴン等の不活性ガスや還元性の分解ガス等の雰囲気でシールしたり、加熱温度で作用する硼砂やフラックスで覆ったり、真空やその他の方法を用いたりして酸素を遮断し、鉄系材料と高力黄銅合金の両方又は片方を700〜1300°Cに加熱して高力黄銅合金を固体、液体又は半溶融状態で鉄系材料に直接接触させる。
請求項(抜粋):
機械部品や摺動部品の本体としての鉄系材料に、耐食性、耐摩耗性、耐焼付性の良好な高力黄銅合金を接合させる際、それに用いる高力黄銅合金の化学成分について、Al;3%以下、Zn;15〜50%、残部Cuとなし、接合面に酸素が介在しないよう窒素やアルゴン等の不活性ガスや還元性の分解ガス等の雰囲気でシールしたり、加熱温度で作用する硼砂やフラックスで覆ったり、真空やその他の方法を用いたりして酸素を遮断し、鉄系材料と高力黄銅合金の両方又は片方を700〜1300°Cに加熱して高力黄銅合金を固体、液体又は半溶融状態で鉄系材料に直接接触させることを特徴とする鉄系材料と高力黄銅合金を接合する方法。
IPC (8件):
B23K 20/00 310 ,  B23K 20/00 ,  B23K 20/00 340 ,  B22D 19/00 ,  B22D 19/08 ,  B23K 20/14 ,  C22C 9/04 ,  C22C 18/02
FI (9件):
B23K 20/00 310 G ,  B23K 20/00 310 L ,  B23K 20/00 340 ,  B22D 19/00 V ,  B22D 19/00 P ,  B22D 19/08 E ,  B23K 20/14 ,  C22C 9/04 ,  C22C 18/02
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特公昭59-000589
  • 溶射被膜を施した摺動材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-214989   出願人:中越合金鋳工株式会社
  • 特開昭62-296979
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