特許
J-GLOBAL ID:200903094300622216

円形容器内面検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-023090
公開番号(公開出願番号):特開平6-235702
出願日: 1993年02月12日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】個別の円形容器の内面画像の検査から当該容器が通常の欠陥レベル以上の重欠陥容器であるか否かを検出し直ちに容器製造ラインを停め、重欠陥容器の発生数を最少限に喰止める。【構成】ウィンドウ領域の濃淡画像信号23aを通常の欠陥画素検出用の2値化しきい値で2値化し、ウィンドウ領域別の欠陥画素の数(面積値)を通常欠陥を定める面積しきい値と比較し、当該容器が通常の不良容器か否かを判定する通常不良検出2値化回路24の他に画像信号23aを通常欠陥画素より濃度がより黒い又は白い、あるいは背景との濃度差がより大きい重欠陥画素の検出用の2値化しきい値で2値化し、ウィンドウ領域別の重欠陥画素の数を重欠陥を定める面積しきい値と比較し、当該容器が重欠陥容器か否かを判定する重欠陥検出2値化回路25を設け、重欠陥検出信号HDFの出力時には容器製造ラインを直ちに止める。
請求項(抜粋):
軸対称の円形容器と同軸のリング型照明手段を介しこの円形容器の内面側を照明したうえ、TVカメラを介しこの軸方向からこの円形容器の照明面を撮像し、この撮像された同心円状の画像を解析して欠陥容器を検出する円形容器内面検査装置であって、前記撮像の画面走査によって得られる濃淡画像信号のA/D変換信号としての多値濃淡画像信号を前記撮像画面に対応する画面上のデータとしてフレームメモリに記憶し、前記円形容器内面の画像領域を欠陥画素検出のための複数のウィンドウ領域に分割し、このウィンドウ領域ごとに黒欠陥画素検出用の第1の固定2値化しきい値(以下第1黒レベルという)と白欠陥画素検出用の第1の固定2値化しきい値(以下第1白レベルという)とを設定し、前記フレームメモリの走査によって読出された多値濃淡画像信号を夫々当該のウィンドウ領域に対して設定された前記第1黒レベルおよび第1白レベルで2値化して前記ウィンドウ領域ごとの黒欠陥及び白欠陥の画素数の和を求め、この画数の和が当該のウィンドウ領域に対して設定された欠陥容器検出用の第1の面積しきい値を越えるか否かに応じて当該の円形容器が欠陥容器であるか否かを判定する円形容器内面検査装置において、前記ウィンドウ領域ごとに、少なくとも前記第1黒レベル以上の黒さに相当する第2の固定2値化しきい値(以下第2黒レベルという)と、少なくとも第2白レベル以上の白さに相当する第2の固定2値化しきい値(以下第2白レベルという)と、少なくとも前記第1黒レベルと第2黒レベルとが等しく、かつ第1白レベルと第2白レベルとが等しいときは前記第1の面積しきい値より大きな値を持つ重欠陥容器検出用の第2の面積しきい値とを設定し、この第2黒レベルおよび第2白レベルを2値化レベルとする前記ウィンドウ領域ごとの黒欠陥及び白欠陥の画素数の和が当該のウィンドウ領域に対して設定された第2の面積しきい値を越えたときは当該の円形容器が重欠陥容器である旨を示す重欠陥検出信号を外部へ出力することを特徴とする円形容器内面検査装置。
IPC (3件):
G01N 21/90 ,  G01B 11/30 ,  G01N 21/88

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