特許
J-GLOBAL ID:200903094304756543

鉄筋コンクリート建造物における鉄筋防蝕方法及び鉄筋の腐蝕状態検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-045965
公開番号(公開出願番号):特開平5-195588
出願日: 1985年08月02日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【構成】鉄筋コンクリート建造物に外部直流電源8を接続して、鉄筋1をカソードに設定する。壁面に凹溝3を刻み、電線4を埋設して通電性ボンド5で接着する。その上面に電気良導体層6と通気性及び防水性を有する塗料7を順次積層し、壁面全面をアノードに設定する。外部直流電源8による電圧を1.0〜1.5Vに、電流密度を10〜90mA/m2の範囲内に設定する。また、鉄筋1をカソード分極する際に通電を一時的に停止し、外部直流電源系に組み込んだセンサー10で建造物内の腐蝕電流又は電圧の有・無を検知する。 【効果】カソード分極によってFeを安域に持ち込めるので、鉄筋自体を腐蝕しない性質に変化せしめることができ、簡便かつ確実に防蝕できる。また、腐蝕電流又は電圧の有・無をセンサーで検知できるので、腐蝕の進行を容易に判断でき、防蝕管理を円滑に行なえる。
請求項(抜粋):
鉄筋コンクリート建造物に外部直流電源を接続して、当該建造物のコンクリート壁面をアノードに、また、鉄筋をカソードに各々設定し、鉄筋をカソード分極してその腐蝕を防止することを特徴とする鉄筋コンクリート建造物における鉄筋防蝕方法。
IPC (3件):
E04B 1/62 ,  C23F 13/00 ,  C23F 15/00

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