特許
J-GLOBAL ID:200903094305204501

荷重がかかる構造部材の欠陥診断方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田渕 経雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-132191
公開番号(公開出願番号):特開2000-088812
出願日: 1999年05月13日
公開日(公表日): 2000年03月31日
要約:
【要約】【課題】 荷重がかかる構造部材の欠陥を半導体磁気センサを用いて磁場等を印加することなく検出、診断する方法とその装置の提供。【解決手段】 塗膜20aにより被覆されているかもしれない、磁性材料または加工により磁性を帯びる材料からなる、荷重がかかる構造部材20の表面に沿って電流磁気電界効果または電磁誘導作用を利用して磁界を検出する磁気センサ10を非接触で移動させ、コイル等による励磁をすることなくワークの磁束密度を検出し、得られた検出信号を画像解析して等磁線図を得る方法、等磁線図から構造部材20の欠陥を診断する方法、ならびに構造部材20の磁束密度を画像解析して等磁線図を得る装置、得られた等磁線図と予め保存してある基準等磁線図とを比較判定して構造部材20の欠陥を診断する装置。
請求項(抜粋):
磁性材料または加工によって磁性を帯びる材料からなり、塗装または非塗装の、荷重がかかる構造部材に、電流磁気電界効果または電磁誘導作用を利用して磁界を検出する磁気センサを移動させる駆動装置の少なくとも一部を支持する支持装置を着脱可能に固定し、構造部材の表面に沿って前記磁気センサを移動させ、コイル等による励磁を行わないで該磁気センサにより所定ピッチで前記構造部材の亀裂、損傷、劣化による磁区の移動に伴う見かけの自発磁化量である磁束密度を検出する検出工程と、前記磁気センサの出力をコンピュータに入力し、該コンピュータにより前記構造部材の磁束密度の二次元または三次元の濃淡または多色の等磁気線を作成する等磁線図作成工程と、を有する荷重がかかる構造部材の欠陥診断方法。

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