特許
J-GLOBAL ID:200903094307666316

波形等化器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-039617
公開番号(公開出願番号):特開平5-244464
出願日: 1992年02月26日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】【目的】帯域制限のある伝送系の波形等化を行う波形等化器において、伝送帯域内外ともに安定した特性が得られ、かつ伝送帯域内は正しく波形等化処理を行うことのできる波形等化器を提供することを目的とする。【構成】入力された波形から基準信号成分を除去し、雑音成分を抑えるために振幅の小さい信号成分を除去もしくは小さくする非線形処理を行った後に基準信号成分および帯域外成分を加算する。これにより帯域内外の雑音成分を効果的に低減した伝送歪が得られ、これをトレーニング波形として用いる。さらに参照波形として基準信号に帯域外成分を加算したものを用いることで伝送歪を正しく除去することができる。
請求項(抜粋):
送信側で低域からfm (任意定数)までの周波数帯域を有する所定形状の基準信号が挿入された電気信号が入力され、前記基準信号を用いてトランスバーサルフィルタを含む波形等化回路のタップ利得を自動調節することで、前記電気信号の波形歪を除去する波形等化器において、前記電気信号から前記基準信号を抽出して基準波形を生成する手段と、前記送信側の基準信号と同一の参照信号をもとに生成した参照波形を、前記基準波形から減算した誤差波形を生成する手段と、前記誤差波形に対し、雑音成分を除去するための非線形処理を施すことで雑音除去波形を生成する手段と、前記雑音除去波形に少なくともfm 以上の周波数成分を加算した広帯域波形を生成する手段と、前記参照波形に少なくともfm 以上の周波数成分を加算した広帯域参照波形を発生する手段と、前記広帯域波形と前記広帯域参照波形とから前記トランスバーサルフィルタを含む等化回路のタップ利得を算出する手段とを具備したことを特徴とする波形等化器。
IPC (3件):
H04N 5/21 ,  H03H 17/00 ,  H03H 21/00

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