特許
J-GLOBAL ID:200903094307823756

内燃機関のアイドル回転数制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-253889
公開番号(公開出願番号):特開平7-103042
出願日: 1993年10月12日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】 制御に際して制御量と吸入空気量との間での換算を必要とせず、換算によって生ずる時間効率の悪化や制御精度の低下を未然に防止する。【構成】 基本ステップ数IBASEや仮想ステップ数IOUTを同一形態のステップ数として設定された補正量α,β,Kにより直接補正し、かつ、補正後の仮想ステップ数IOUTが変曲点Aより小さいときにはそのまま実ステップ数DOUTとして設定し、変曲点Aより大きいときには上回った分を開度変化量X,Yの比率に従って補正して、アイドルスピード・コントロールバルブの開度特性を見込んだ適切な実ステップ数DOUTを得る。したがって、ステップ数と吸入空気量との間での換算が一切必要ない。
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気通路に設けられ、駆動手段に開閉駆動されてアイドル運転時の吸入空気量を調整し、かつ、前記駆動手段の制御量に対する開度特性が、予め設定された変曲点を境界として低開度域より高開度域で大きな開度変化量となるように設定された吸入空気量調整手段と、前記内燃機関の運転状態に適合した吸入空気量を実現するための各種補正量を、前記駆動手段の制御量と同一形態として記憶する補正量記憶手段と、前記内燃機関の運転状態に応じた補正量を前記補正量記憶手段より読み出し、前記駆動手段の現在の制御量を補正量にて補正して、低開度域と高開度域のいずれか一方の開度変化量を前提とした仮想制御量を算出する仮想制御量算出手段と、前記仮想制御量算出手段にて算出された仮想制御量が前記吸入空気量調整手段の開度特性の変曲点を越えるときに、低開度域と高開度域の開度変化量の比率に従って仮想制御量を実制御量に換算する実制御量換算手段と、前記仮想制御量または実制御量に基づいて駆動手段を制御する吸入空気量制御手段とを具備することを特徴とする内燃機関のアイドル回転数制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/16 ,  F02D 45/00

前のページに戻る