特許
J-GLOBAL ID:200903094318230773

可変速度符号化制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-198048
公開番号(公開出願番号):特開平11-041610
出願日: 1997年07月24日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 複数の符号化モードが存在する動画像符号化において、リアルタイムで動作し、画品質を改善した可変速度符号化制御方法及び装置を提供する。【解決手段】 発生情報量1と目標値設定部2で設定された目標符号量3とを画像群の量子化ステップ初期値算出部4に入力し、それらの差から、画像群単位の量子化ステップ初期値5を計算する。次に、比率設定部6で設定された量子化ステップ比率7と、量子化ステップ初期値5とを比率乗算部8で乗じて、フレーム単位の量子化ステップ9を出力する。一方、複雑さ指標計算部10でフレーム中の小ブロックごとに計算した複雑さ指標11を、量子化ステップ変調部12にてフレーム単位の量子化ステップ9に乗じて、小ブロック量子化ステップ13を出力する。
請求項(抜粋):
動画像系列をフレーム内符号化とフレーム間符号化、あるいはフレーム内挿符号化といった複数の符号化モードからなる画像群に分けて、直交変換を用いて符号化し、直交変換係数の量子化ステップの大きさを変化させて発生符号量の制御を行う動画像符号化制御方法において、画像群に含まれるフレームを単位として、発生符号量と目標符号量の差に応じて量子化ステップの初期値を更新する際に、発生符号量と目標符号量の差分絶対値が大きい場合には量子化ステップの初期値の変更分の絶対値を大きく設定し、発生符号量と目標符号量の差分絶対値が小さい場合には量子化ステップの初期値の変更分の絶対値を小さく設定し、前記設定により得られた量子化ステップの初期値をもとに複数の符号化モードごとの量子化ステップを決定する、ことを特徴とする可変速度符号化制御方法。
IPC (3件):
H04N 7/32 ,  H03M 7/30 ,  H04N 7/30
FI (3件):
H04N 7/137 Z ,  H03M 7/30 A ,  H04N 7/133 Z

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