特許
J-GLOBAL ID:200903094319282289

フロート式ドレントラップ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-324799
公開番号(公開出願番号):特開2001-141190
出願日: 1999年11月16日
公開日(公表日): 2001年05月25日
要約:
【要約】【課題】 多量の低温ドレンを素早く排出できるフロート式ドレントラップを提供する。【解決手段】 入口4と出口通路5と出口6を有する本体1とこの本体1に締結した蓋体2とで内部に弁室3を有するケーシングを形成する。弁室3の下部側壁に弁室3と出口6を連通する開口7を設ける。開口7の出口6側に弁孔9を開けた弁座10を進退可能に配置する。弁座10の背面に弁室3から連通路11を介して入口4側の流体を導入する入口室12を形成し、入口室12に温度応動部材としてのコイル状の形状記憶合金13を配置する。形状記憶合金13は、その両側を夫々弁座10とプラグ14に連結し、低温時に収縮して弁座10をプラグ14側に変位させて開口7の通過面積を大きくし、高温時に伸長して弁座10を弁室3側に変位させて開口7の通過面積を絞る。弁室3内に中空球形のフロート15を自由状態で配置する。フロート15は、弁座10が開口7の通過面積を絞った高温時に弁孔9を開閉する。
請求項(抜粋):
入口と出口を有するケーシング内に弁室を形成し、弁室と出口を連通する開口を弁室下部に設け、弁室と出口を連通する弁孔を開けた弁座を開口に対面して変位可能に配置し、入口側の流体温度に応動して開口の通過面積を低温時に大きくし高温時に絞るように弁座に温度応動部材を連結し、弁孔を開閉するフロートを弁室内に配置したことを特徴とするフロート式ドレントラップ。

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