特許
J-GLOBAL ID:200903094322980701

電池製造における電解液注入装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-242880
公開番号(公開出願番号):特開平7-099050
出願日: 1993年09月29日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】本発明は、定められた量の電解液を一度に注入でき、しかも液浸透に要する時間を大幅に短縮化させ、電池製造上の作業性の向上と、電池に対する性能信頼性の向上を図れる電池製造における電解液注入装置を提供する。【構成】少なくとも電池容器K内の担体物質aに適応する所定量以上の量の電解液を集溜することができる漏斗状の液溜め容器4を電池容器Kに装着する。ノズル6から電解液を供給して一旦集溜させ、真空ポンプ14を駆動してチャンバ1内を真空の雰囲気にして、担体物質aと電池容器K内部および電解液中に含有する空気を吸収除去する。さらに、チャンバ内を一旦大気圧開放してから、加圧ポンプ15で加圧する。電解液の上下部における圧力差を利用して、電解液を担体物質に迅速に吸収させる。
請求項(抜粋):
一端側に開口を有する電池容器内に、多孔性の担体物質を収容し、上記電池容器の開口部側から電解液を注入して担体物質に吸収させる電池製造における電解液注入装置において、上記電池容器の開口部に着脱自在に装着され、少なくとも電池容器内の担体物質に適応する所定量以上の量の電解液を集溜することができる漏斗状の補助集溜手段と、この補助集溜手段に対して電解液を供給し、電池容器内の担体物質上に電解液を一旦集溜させる液供給手段と、この液供給手段による電解液供給が終了したのに基づき、電池容器と補助集溜手段およびその周辺を真空の雰囲気にして、担体物質と電池容器内部および電解液中に含有する気体を吸収除去する真空排気手段と、この真空排気手段により電解液および担体物質中に含有する気体を吸収除去したのに基づき、電池容器と補助集溜手段およびその周辺を大気圧開放する大気圧開放手段と、この大気圧開放手段により電池容器と補助集溜手段およびその周辺の大気圧開放がなされたのに基づき、電池容器と補助集溜手段およびその周辺の雰囲気を加圧し、電解液上下部の圧力差を利用して、電解液を担体物質に吸収させる加圧手段とを具備したことを特徴とする電池製造における電解液注入装置。
IPC (2件):
H01M 2/36 101 ,  H01M 6/16

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